2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of rurality index in Japanese health care and rural research network
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20K18847
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
金子 惇 横浜市立大学, データサイエンス研究科, 講師 (80825076)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | へき地医療 / へき地尺度 / 医療資源 |
Outline of Annual Research Achievements |
過去30年間の保健医療分野におけるへき地尺度の開発に関する論文、公的文書についてのスコーピングレビューを行った。米国、オーストラリア、カナダなどを中心に17の論文が組み入れられ、それらの論文で用いられている尺度開発の方法及び信頼性・妥当性検証の方法を検討した。へき地尺度として用いられている頻度が高いものは人口・人口密度、高次医療機関までの距離・時間・費用、医療者と人口の比率などであった。近年のこの分野の論文では地理情報システムを活用しているものが多く、わが国でのへき地尺度の開発にも地理情報システムが有用と考えられる。この研究はSystematic scoping review of factors and measures of rurality: toward the development of a rurality index for health care research in Japanとして論文化されている。その知見をもとに、日本でのへき地尺度を開発するための研究計画書を作成し、倫理委員会の承認を得た。また、並行してへき地医療教育のための研究グループの立ち上げを行った。 2021年から2022年にかけて、へき地尺度の開発及び信頼性・妥当性の検証を行い英語論文として投稿する予定である。開発したへき地尺度は、引用を明示すれば無料で使用できるように公開する。開発したへき地尺度の使用を広く促すために、尺度の意義、開発過程などを記載したホームページを作成する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り1年目でスコーピングレビュー及び論文化を行い、現在は日本でのへき地尺度を開発するための研究を開始している段階であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年及び2022年にかけて現在行っているへき地尺度の研究を行い論文化を進める。並行して、日本プライマリ・ケア連合学会と連携してへき地医療の研究ネットワークを運営していく。
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Research Products
(3 results)