2022 Fiscal Year Annual Research Report
後期早産児の母乳育児支援リーダー養成プログラムの効果検証
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20K19136
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Research Institution | Japanese Red Cross College of Nursing |
Principal Investigator |
佐藤 いずみ 日本赤十字看護大学, さいたま看護学部, 講師 (70735977)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 後期早産児 / 母乳育児支援 / 母乳育児 / 教育プログラム / 質評価 / プログラム開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、後期早産児(Late Preterm Infant)を対象に母乳育児支援を行う看護者のリーダー養成プログラムの開発と実現可能性の検討を目的として実施した。まず、第1段階として教育プログラムを開発した。その後、開発した教材を用いて、後期早産児の母乳育児支援を行う看護者を募集し教育プログラムへの参加をしてもらった。教育プログラムの参加により、後期早産児に対する母乳育児支援の知識、技術の程度がどのように変化したかを測定した。その結果、看護者の後期早産児の母乳育児支援に対する自己効力感、後期早産児の母親と接するうえで重要な社会的スキル、後期早産児の母乳育児支援に必要な知識、技術が上昇していることが確認できた。 以上より、後期早産児の母乳育児支援を行う看護者は、LPIsの定義、LPIsの身体的特徴、直接授乳を基本とした授乳支援、乳汁分泌が少ない時、搾乳と搾乳の与え方、母乳育児を継続するための予定と予定表の作成、母乳退院後の母乳育児継続と支援者、母乳育児継続のための支援について教育プログラムで修得することが可能であると考えられた。後期早産児を対象に母乳育児支援を行う看護者のリーダー養成プログラムの効果が検証されることにより、このプログラムを一般に広めることができる。より多くの看護師、助産師が後期早産児への支援について学ぶ機会が得られる。また、看護師・助産師のケアの質が高まることにより後期早産児が身体的支援及び母乳育児継続に必要な支援を受ける可能性が高まると考えられた。
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