2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a post-earthquake quick inspection method utilizing the movement data and video image of non-structural components in existing buildings subjected to a strong earthquake
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19H05510
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
長江 拓也 名古屋大学, 減災連携研究センター, 准教授 (90402932)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶原 浩一 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 地震減災実験研究部門, 総括主任研究員 (10450256)
岡崎 太一郎 北海道大学, 工学研究院, 教授 (20414964)
松宮 智央 近畿大学, 建築学部, 准教授 (20454639)
高橋 典之 東北大学, 工学研究科, 准教授 (60401270)
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Project Period (FY) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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Keywords | 非構造材 / センシング / 損傷評価 / カーテンウォール / ALC外壁 / 間仕切り壁 / Gyro |
Outline of Annual Research Achievements |
本提案では,即時応急危険度判定として,地震被災建物の非構造材の動作に関する計測値分析と,屋内外のビデオ映像に基づく外観損傷や部材変形の画像解析を統合し,構造体の安全性はもとより建物機能の健全性を判定する方法を開発することを目標としている。さらに,判定結果を速やかに周囲に伝達することで,人間避難行動を適切に誘導する判定情報伝達技術の開発までを射程とする。本年度も引き続き,鋼構造架構を準備し,間仕切壁,カーテンウォールの加振実験を実施した。部材角を評価するGyro,表示のLEDの適用性について検証した。判定基準整備の一環として,確率論的性能評価の適用性について検討を重ねた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
台湾振動台実験施設での試験体製作までが完了しているが,渡航が実現できず,実験の実施が十分でないため。
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Strategy for Future Research Activity |
日本で実施予定の震動台実験のデータも組み合わせて総合的に評価する。
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Research Products
(10 results)