2013 Fiscal Year Annual Research Report
牧畜文化解析によるアフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明とその現代的動態の研究
Project/Area Number |
21221011
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
嶋田 義仁 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (20170954)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂田 隆 石巻専修大学, 理工学部, 教授 (00215633)
ボルジギン ブレンサイン 滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (00433235)
池谷 和信 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 教授 (10211723)
中川原 育子 名古屋大学, 文学研究科, 助教 (10262825)
石山 俊 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (10508865)
兒玉 香菜子 (児玉 香菜子) 千葉大学, 文学部, 准教授 (20465933)
平田 昌弘 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (30396337)
縄田 浩志 秋田大学, 国際資源学部, 教授 (30397848)
大野 旭 (楊 海英) 静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (40278651)
今村 薫 名古屋学院大学, 経済学部, 教授 (40288444)
中村 亮 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (40508868)
鷹木 恵子 桜美林大学, 人文学系, 教授 (60211330)
OUSSOUBY Sacko 京都精華大学, 人文学部, 教授 (70340510)
星野 仏方 酪農学園大学, 農学生命科学部, 教授 (80438366)
|
Project Period (FY) |
2009-05-11 – 2014-03-31
|
Keywords | 乾燥地文明 / アフロ・ユーラシア / 牧畜文化 / 交易 / 移動・運搬手段 / 軍事手段 / 人類文明史 / オアシス文化 |
Research Abstract |
本年の研究成果は論文総数42本、書籍30冊に及んだ。本年の課題アフロ・ユーラシア中央部研究推進は、本研究の「叢書」4巻と「研究」4の発刊、5回の国際シンポジウム・Wショップ開催により試みられた。叢書8.大野編『中央ユーラシアにおける牧畜文明の変遷と社会主義」、10.児玉、サランゲレル他編『極乾内モンゴル・ゴビ砂漠、黒河オアシスに生きる男たち23人の人生』、国際シンポジウム7.「アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明 総合シンポジウム」、8.「岩絵文化と人類文明の形成」、9.「中国北部辺境地域における多民族地域社会の再編」、Wショップ7.「ユーラシア乾燥地における遊牧民の定住化と社会主義」などである。全体として、モンゴル近代文化史、中央アジア文化、中東・サハラ文化研究に成果が得られた。 モンゴル文化研究では、大野の『中国とモンゴルのはざまで』と『モンゴル人ジェノサイドに関する基礎資料』、6.ブレンサインの『戦前期モンゴル社会関連実態調査資料集成』第一部が注目される。中央アジア研究では、社会主義、岩絵文化に注目するとともに、カザフ考古学の碩学R.Sala教授、新疆の研究者を招聘し共同研究の基礎を得た。 石油資源による経済発展と政治的社会的矛盾が集積する中東・サハラ地域についても、縄田、石山、中村、鷹木によって、牧畜、オアシス、漁民文化の研究がすすめられた。嶋田も、マリ内線をめぐるサハラの政治人類学的分析と(情況)、無文字文化とイスラームを背景とするアフリカ文学特集を行った(文芸思潮)。サハラ南縁では、サッコの住文化研究と中村・稲井編著『アフリカの漁民』があった。牧畜民の隣人漁民研究は、牧畜民文化研究にとって収穫であった。 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の全体像をめぐっては、池谷の広範な牧畜文化研究、坂田と今村のラクダ研究、平田の乳文化研究、星野の生態学研究が旺盛にすすめられた。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(111 results)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Journal Article] Diurnal Fluctuation of Groundwater Levels Caused by the Invasive Alien Mesquite Plant.2014
Author(s)
Yasuda, H., Mohamed Abd Elbasit, K. Yoda, R. Berndtsson, T. Kawai, H. Nawata, A.M. Ibrahim, T. Inoue, W. Tsuji, T. Gamri, and T. Saito
-
Journal Title
Arid Land Research and Management
Volume: 28(2)
Pages: 242-246
Peer Reviewed
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] Resources Use of Coastal Fisheries in Sudan2013
Author(s)
Adel Mohamed SALEH, Ryo NAKAMURA, Moamer Eltaib Ali MOHAMAD
Organizer
RIHN 8th International Symposium: Risk Societies, Edge Environments: Ecosystems and Livelihoods in the Balance
Place of Presentation
RIHN, Kyoto, Japan.
Year and Date
20131023-20131025
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-