2013 Fiscal Year Annual Research Report
高エネルギー電子・陽電子観測による暗黒物質・近傍加速源の探索
Project/Area Number |
21224006
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
鳥居 祥二 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90167536)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 健二 芝浦工業大学, システム工学部, 教授 (90260984)
田村 忠久 神奈川大学, 工学部, 教授 (90271361)
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Project Period (FY) |
2009-05-11 – 2014-03-31
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Keywords | 宇宙線 / 近傍加速源 / 暗黒物質 / カロリメータ / ガンマ線 / 国際宇宙ステーション / 国際共同研究 |
Research Abstract |
本基盤研究(S)の最終年度である平成25年度は、研究目的として「電子・陽電子観測による暗黒物質・近傍加速源の探索」を行うCaorimetric Electron Telescope(CALET)の平成26年度の打ち上げを目指して、搭載装置(PFM)の各コンポネント、イメージングカロリメータ(IMC)、全吸収型カロリメータ(TASC)、及び電荷測定器(CHD)、の機能・性能試験を研究計画に沿って以下の内容で実施した。 (1) 宇宙線ミューオンによる装置性能・機能確認:IMC/CHDとTASCの各コンポネント単位で、宇宙線ミューオンによるシグナル検出を実施するため、外部トリガー用装置を製作 し地上較正データを取得した。(2) 大強度多チャンネルレーザビームによるTASCシステムの機能・性能確認:TASCでは1粒子から1000TeVのシャワーエネルギーを模擬できる大強度レーザビームによる、シンチレータ(PWO)+APD/PD及びFECシステムのend-to-end試験を実施した。本研究ではレーザ光分配システムの開発・製作を実施した。(3) データ取得システム(MDC) と観測装置のインターフェース試験:実際の宇宙線シャワーを模擬したパルスシミュレータによる試験を実施して、データ取得における機能確認を行った。(4) つくば宇宙センターとデータ送受信システム開発:観測時のオペレーション及びデータ解析のためのCALETデータ解析センター構築のための計算サーバ等を整備するとともに、リアルタイム管制用ソフトの開発を実施した。 以上の開発により、本研究で計画した搭載装置の機能・性能検証はほぼ終了しており、今後は搭載システムの総合試験を筑波宇宙センターで実施する予定である。これらの研究実施や研究発表、国外チームとの打ち合わせのために国内外の研究会議、シンポジウムへの出張を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(32 results)
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[Journal Article] The CALET Structure and Thermal Model used for beam test at CERN2013
Author(s)
UEYAMA YOSHITAKA, TORII SHOJI, KASAHARA KATSUAKI , OZAWA SHUNSUKE, NIITA TAE, NAKAMURA MASANORI, KANEKO SHOGO, KATAHIRA RYO, MURATA AKIRA, TAMURA TADAHISA , KATAYOSE YUSAKU, AKAIKE YOSUI, SHIMIZU YUKI
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Journal Title
Proc. of 33rd International Cosmic Ray Conference 2013
Volume: CR-IN
Pages: 1-4
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