Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野田 尚史 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (20144545)
副田 恵理子 藤女子大学, 文学部, 専任講師 (90433416)
名嶋 義直 東北大学, 文学研究科, 准教授 (60359552)
松崎 寛 広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (10250648)
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Research Abstract |
初年度である2009年度は,次の活動を行った。 (1)2009年5月に,研究代表者,研究分担者,連携研究者が集まり,5年計画の大きな流れについて以下のように確認した。 1.2009年度は,次の作業を行う。 ・コンテンツの作成を行いながら,ウェブ教材の仕様を検討する。 試用版(多言語対応版)を作成し,フィードバックを受けた後,内容および形式を改良する。 ・ニーズ調査を行い,学習者がどのような<状況設定>で日本語を必要としているかを探る。 2.2010年度以降は,次の作業を行う。 ・コンテンツの作成を引き続き行う。 ・2010年度には,ウェブ教材の仕様を確定させ部分的に試験公開する。 ・日本語教育学会大会,日本語教育国際大会などで研究成果を発表し,フィードバックを得る。 ・WEB教材として公開する。 (2)2009年5-7月に,さまざまな日本語教育現場で教える執筆協力者(約70名)を募り4技能に配属した。技能別のメーリングリストで意見交換を行うとともに,2010年1月に技能ごとに打ち合わせ会を行い,進捗状況を確認し,各自の作成した教材について意見交換を行った。その結果,4技能あわせて約100レッスンを完成させることができた。文法記述などが確定したものから,英語,韓国語,中国語(簡体字,繁体字)版への翻訳を開始している。 (3)2010年2月に研究代表者,協力者が集まり,2009年度の活動の総括を行い2010年度以降の計画を確認した。これを承けて,2010年度に向けて,2010年2-3月に新たな協力者を募った。約50名が2010年度から新たに教材作成に加わることになる。
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