Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西岡 健司 大手前大学, 公私立大学の部局等, 講師 (70580439)
轟木 敦子 (中村 敦子) 愛知学院大学, 文学部, 准教授 (00413782)
小林 功 立命館大学, 文学部, 准教授 (40313580)
藤井 真生 静岡大学, 人文社会科学部, 准教授 (70531755)
中堀 博司 宮崎大学, 教育文化学部, 准教授 (90423558)
朝治 啓三 関西大学, 文学部, 教授 (70151024)
田中 俊之 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (00303248)
皆川 卓 山梨大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (90456492)
渋谷 聡 島根大学, 法文学部, 教授 (30273915)
山辺 規子 奈良女子大学, その他部局等, 教授 (00174772)
小山 啓子 神戸大学, その他の研究科, 准教授 (60380698)
高田 京比子 神戸大学, その他の研究科, 准教授 (40283668)
山田 雅彦 京都女子大学, 文学部, 教授 (90202382)
渡邊 伸 京都府立大学, 文学部, 教授 (70202413)
図師 宣忠 近畿大学, 文芸学部, 講師 (60515352)
轟木 広太郎 ノートルダム清心女子大学, 文学部, 准教授 (60399061)
青谷 秀紀 明治大学, 文学部, 准教授 (80403210)
根津 由喜夫 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (50202247)
高田 良太 駒澤大学, 文学部, 講師 (80632067)
櫻井 康人 東北学院大学, 文学部, 教授 (60382652)
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Research Abstract |
本年度は、5年間の成果を国内外の学会と英文論集により発信し、また総括として論文集の刊行を進めることに活動の重点を置いた。5月の日本西洋史学会大会(京都大学)では「中世ヨーロッパにおける政治的コミュニケーションと秩序―境界地域から―」と題するシンポジウムを企画し、5人の科研メンバーが発表した。9月と3月の研究会では、メンバーの最終的な論文内容を報告・検討した結果、全体の成果を、I宮廷におけるコミュニケーションと政治秩序、II 地域・都市・国家・帝国とその相互間における秩序形成のダイナミズム、III 都市共同体のコミュニケーション・アイデンティティ・秩序、IV 教会のあるべき秩序をめぐって、V マイノリティ・他者とコミュニケーション・秩序の5部(分野)にまとめ、全23章とすることを決めた。2014年3月27,28日にイタリアのトレントで研究集会「中世後期・近世のアルプスにおける共同体と紛争」が開催され、服部良久、皆川卓、佐藤公美(研究協力者)、田中俊之が報告を行い、スイス、イタリアからの10人の報告者とともに有益な議論を行った。その成果はトレントの同研究所から刊行の予定である。また3月末には、2012年の本科研による国際研究集会(京都)と同年のリーズ国際中世史学会のプロシーディングをふまえた英文論文集Political Order and Forms of Communication in Medieval and Early Modern Europe, edited by Yoshihisa HattoriをイタリアのViella社から刊行し、政治的コミュニケーションにおけるメディアとしてのリチュアルや言語、そしてコミュニケーションとしての紛争・紛争解決の諸相を明らかにした。以上の研究会、学会等の活動はすべて本科研HPで公開している。
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