2012 Fiscal Year Annual Research Report
ソーシャル・キャピタルの統計解析と公共政策に関するフロンティア研究
Project/Area Number |
21243025
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山内 直人 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (90243146)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 祐 明石工業高等専門学校, その他部局等, 講師 (20455554)
金谷 信子 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (20509062)
稲葉 陽二 日本大学, 法学部, 教授 (30366520)
田中 敬文 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50236600)
赤井 伸郎 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (50275301)
樽見 弘紀 北海学園大学, 法学部, 教授 (50316238)
大野 ゆう子 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60183026)
松永 佳甫 大阪商業大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60325561)
西出 優子 東北大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (60451506)
辻 正次 兵庫県立大学, その他の研究科, 教授 (90029918)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 経済事情 / 公共政策 / ソーシャルキャピル / 寄付 / ボランティア / 実証データに基づく政策立案 |
Research Abstract |
本研究は、「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)」の定量的把握および統計的分析からその経済社会的効果を分析すると同時に、学際性を重視し、政策的意義について検討・評価することを目的としている。本年度(24年度)は、4年間の研究期間の最終年にあたり、研究実施計画に基づき、ソーシャル・キャピタルに関する先行研究および過去3年間の本研究プロジェクトの成果を踏まえ、アンケート調査データの再整理とデータベース化、理論分析・実証分析の拡張および精緻化を行った。また、少子高齢化、情報化、健康、賃金格差、地方分権化、地域活性化、財政支出、地縁活動、非営利活動など、ソーシャル・キャピタルが経済的、社会的活動および現象に与える影響に関する実証分析や事例研究の4年間にわたり研究成果について、国内外の学会や研究会で報告し、学術誌への投稿・掲載を行った。また、ソーシャル・キャピタルに関する海外の研究動向、政策実施例等を把握するため、関係機関へのヒアリングや関連会議出席による情報収集を行った。また、定期的に研究会を開催し、個別分野の専門家を招聘し、研究報告および意見交換を行った。 これらの研究成果を通じて、抽象的概念であるソーシャル・キャピタルを定量的に把握する方法を開発し、それを用いて新しいソーシャルキャピタル指標を提示し、それを用いた実証分析を行うことが可能となった。また、これまで十分解明されてこなかったソーシャル・キャピタルの日本的特徴を把握し、多様な政策対象とソーシャル・キャピタルとの関係性に関する理論的、実証的示唆を得るとともに、ソーシャル・キャピタルの社会的意義や政策的インプリケーションに関する検討課題や論点を整理することができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(44 results)
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[Presentation] 社会関係資本と災害2013
Author(s)
稲葉陽二・石田裕・相田潤・川脇康生
Organizer
日本NPO学会第15回年次大会
Place of Presentation
東洋大学(東京都)
Year and Date
20130316-20130316
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