2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21243034
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
西野 理子 東洋大学, 社会学部, 教授 (50257185)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 全国家族調査 / パネルデータ |
Research Abstract |
第一に、2008年度から2012年度まで継続して実施してきた5回にわたるパネル調査のデータクリーニングを行い、最終的なデータセットを作成した。この調査は、第2波から第4波までは郵送法により行ってきたが、最終回にあたる第5波の調査は、訪問留置法により、第1波以来となる詳細な情報を収集した。第4波までの調査で洗い出されていた疑問点も、第5波の訪問時に確認した。それらの多量の情報を得て、5回の調査を通じての最終的なデータクリーニングをおこなった。 これまでのノウハウの蓄積を活かして、まずはプログラムを組んでデータ上の不足や矛盾を洗い出した。次に、30数名の研究会メンバーで分担し、電子化された個票データをケースごとに照合して、必要な修正作業を進めた。さらに、本プロジェクトのメンバー等で8月に合宿形式で、ケースごとの検討作業を行った。最後に、データの齟齬を指摘するプログラムを用いて点検を行った。この点検ならびに修正は、データの矛盾が解決するまで繰り返された。調査票原票の電子化も進め、点検に活用した。クリーニング終了後に、最終的なデータセットを、ロング形式とワイド形式の両方で作成した。 第二に、上記のデータセットを用いて、報告書を作成した。4部構成からなり、第一部で調査概要や調査の特長、回収状況等の基礎的な説明を掲載した。第二部には、基礎統計を掲載した。上記データセットの基礎統計表を作成し、個々の表からわかる知見の記述と合わせて収録した。第三部には、これまで研究会で報告された研究成果報告の概要版を収録した。個々の報告者に、成果報告の概要をあらためて執筆していただいた。第四部には、基礎資料として、調査票すべてを縮小版で掲載した。完成した報告書は、全国家族調査にかかわりのある先生方や各方面の図書館に寄贈した。 第三に、8月と2月の2回にわたって、研究成果を報告、検討し合う研究会を開催した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)