2012 Fiscal Year Annual Research Report
保護者-学校間の困難状況解決のためのサポート体制構築に関する学際的・総合的研究
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21243042
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
小野田 正利 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (60169349)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 晴雄 日本大学, 文理学部, 教授 (00245995)
吉川 武彦 清泉女学院大学, 人間学部, 教授 (10101453)
野田 正人 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (10218331)
古川 治 甲南大学, 教職教育センター, 教授 (10425382)
楠 凡之 北九州市立大学, 文学部, 教授 (30244776)
松本 剛 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (30330111)
和井田 節子 共栄大学, 教育学部, 教授 (30510804)
岩切 昌宏 大阪教育大学, 学校危機メンタルサポートセンター, 准教授 (50283841)
山野 則子 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (50342217)
瀧野 揚三 大阪教育大学, 学校危機メンタルサポートセンター, 教授 (60206919)
西川 由紀子 京都華頂大学, 現代家政学部, 教授 (60249365)
新井 肇 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (60432580)
小林 正幸 東京学芸大学, 教職実践研究支援センター, 教授 (70272622)
山下 晃一 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (80324987)
岩永 定 熊本大学, 教育学部, 教授 (90160126)
入澤 充 国士舘大学, 法学部, 教授 (90307661)
嶋崎 政男 神田外語大学, 外国語学部, 教授 (60636851)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 保護者対応 / 苦情対応 / 学校トラブル / 無理難題要求 / 学校問題解決支援チーム / 家庭と学校の連携 / 教師支援 / 保護者支援 |
Research Abstract |
1.研究総会を8月25日に開催し、研究のまとめをするとともに、新しい科研費の申請に向けての検討を重ね、あわせて対学校だけでなく「保護者同士のトラブル」で裁判になっているケースについて、担当弁護士を招いての学習をおこなった。 2.この総会とは別に、近年増加傾向にある暴力的行為に悩む学校の保護者対応問題を考えるため「威嚇・不当要求と学校・教職員~対応が極めて困難な保護者対応ケースから何を学ぶか」と題した「半公開学習会」を5月26日に大阪大学で開催した。近隣府県・市町からも関係する指導主事・校長が25名も参加する中で、関東と関西で起きている事例について学習を深めた。これらは研究総会での学習内容を、メンバー内だけに留めずに、社会還元として広く周知する目的をもっている。 3.過去3年間の成果の集大成として、8月24日に大阪府・寝屋川市教育委員会との共催による「先生が元気になる集い イン 寝屋川」を開催した。午前のシンポジウムに続いて、午後には3時間を使って研究会メンバーによる合計14種類のワークショップを展開したが、全国各地から1400名もの参加があり、大成功を収めた。 4.研究会メンバー各自が、全国各地からの要請に応える形で、総数で100を超える講演やワークショップを開催し、研究テーマである「保護者-学校間の困難状況解決のためのサポート体制構築」に貢献していった。 5.研究会メンバーが、研究活動をそれぞれに進めていったが、とりわけて次の3つの編著に結実させることができた。小野田正利著『普通の教師が普通に生きる学校~モンスター・ペアレント論を超えて』(時事通信社)、佐藤晴雄編著『保護者対応で困ったときに開く本』(教育開発研究所)、古川治編著『学校と保護者の関係づくりをめざすクレーム問題~セカンドステージの保護者からのクレーム対応』(教育出版)
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(26 results)