2009 Fiscal Year Annual Research Report
博物館における鑑賞と鑑賞支援における社会学的・工学的ヒューマンインタフェース研究
Project/Area Number |
21300316
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Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
山崎 晶子 Tokyo University of Technology, メディア学部, 准教授 (00325896)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久野 義徳 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (10252595)
小林 貴訓 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (20466692)
山崎 敬一 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80191261)
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Keywords | 社会学 / 教育工学 / ヒューマンインタフェース / エスノメソドロジー / 相互行為分析 / 鑑賞支援 / ミュージアム / 会話分析 |
Research Abstract |
本年度行った研究は、解説者と鑑賞者の相互行為のエスノメソドロジー及び相互行為分析を通じて、説明を行う際の身体的行為と言語的行為の関わりを明らかにし、また特に研究支援としては、観客をひきつけるロボットの研究を行うことができた。 全ての論文が査読付きであり、特にミュージアムにおける鑑賞の分析とそれに基づく鑑賞支援の研究は、Computer Human Interfaceに3年連続して採択された。 大原美術館にロボットを持ち込み、観客の鑑賞支援を行うという試みは、多くの観客を惹きつけたため、実際の環境における観客と説明を行うロボットの相互行為の研究を行うことができた。 また、ヒューマシインタラクションの研究としては、コミュニケーション研究の最高峰であるJournal of Pragmaticsのコンピュータヒューマンインタラクションの特別号に選ばれさらに採択された。 本年度は、美術系のミュージアムのみならず、歴史・科学系のミュージアムでの鑑賞者と解説者の関わりを研究することができ、その相互行為のありかたの一端を解明したと思われる。 また、フレンドリーなロボットという鑑賞支援における目的が、研究の上でも、また業績の上でも可能であった。また、これらの研究が、情報系及びコミュニケーション系で最も権威のある学会や雑誌に採択された研究成果として実りの多い年であった。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Revealing Gauguin : Engaging Visitors in Robot Guide's Explanation in an Art Museum2009
Author(s)
K, Yamazaki., A, Yamazaki., M, Okada., Y, Kuno., Y, Kobayashi., Y, Hoshi., K, Pitsch., P, Luff., D, Lehn., C, Heath
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Journal Title
Computer-Human Interaction
Pages: 1437-1446
Peer Reviewed
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