2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21320107
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
中條 清美 日本大学, 生産工学部, 教授 (50261889)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ANTHONY Laurence 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10258204)
田辺 和子 日本女子大学, 文学部, 教授 (60188357)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 英語教育 / 日本語教育 / 多言語教育 / コーパス / 教育工学 |
Research Abstract |
本研究の主な目的は,パラレルコーパスを活用した多言語教育DDL(データ駆動型学習)の普及に向けた先導的研究として,1.フリーウエアの多言語検索ツールを開発し,2.英語教育,および,3.日本語教育現場でのコーパスの実践的利用の普及を図るものである。 研究目的 1 については,多言語パラレルコーパス検索ツールAntWebConc-Parallelを完成させた。日英新聞パラレルデータを有償の契約により公開できることになったので,AntWebConc-Parallelを利用して新聞データを検索できるWebサイトをWebParaNewsと名付けて8月に一般公開した。さらに,新たに開発した,ダウンロード可能な検索ツールAntPConc の試用と改良を行い,β版を公開した(担当:アントニ,中條)。 研究目的 2 については,英語教育DDLにおいて,3種類のDDL教材の開発と指導実践を行った。ひとつは,WebParaNewsを利用したWeb版の大学初級学習者向け対象の新聞コーパス利用のDDLである。もう一つは,AntPConcを利用して,平易なレベルの日英パラレルコーパスを使用する大学リメディアルレベルの学習者向けのDDL教材の試作・実践である(担当:中條)。さらに,中・高生向けDDL教材の試作・実践を行った(担当:連携研究者 西垣)。 研究目的 3 については,日本語中級・上級学習者用のプリント版およびWebParaNewsを利用したDDL教材を作成し,指導実践・効果測定を行った (担当:田辺)。 研究成果として, 5件の国際学会と4件の国内学会において発表を行った。また, Language Education in Asia,『日本大学生産工学部研究報告B(文系)』等に雑誌論文を11件,加えて1件の著書論文を公刊した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(23 results)