2009 Fiscal Year Annual Research Report
第二次大戦の終結による日本帝国解体過程の基盤的研究-復員・引揚・賠償・慰霊の観点から-
Project/Area Number |
21330042
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Research Institution | Toyo Eiwa University |
Principal Investigator |
増田 弘 Toyo Eiwa University, 国際社会学部, 教授 (70136894)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 陽子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科・日本史学, 教授 (90218321)
佐藤 晋 二松学舎大学, 国際政治経済学部, 教授 (30385968)
加藤 聖文 人間文化研究機構 国文学研究資料館, 文学資源研究系, 助教 (70353414)
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Keywords | 復員 / 引揚 / 賠償 / 慰霊 / 抑留 |
Research Abstract |
・合計4回の研究会では、研究代表者増田弘、研究分担者加藤陽子、佐藤晋、加藤聖文、研究協力者浜井和史、永島広紀、大澤武司、竹野学の全8名が研究計画・方法・目的を報告した。 ・調査旅行では、フィリピン、オーストラリア、グアム島、サイパン島、テニアン島への現地調査や史料の収集と慰霊の実態調査を実施した。 ・復員研究では、増田がキャンベラのオーストラリア戦争記念館(AWM)にて収集した史料に基づく「日本軍復員過程の比較考察」について研究報告を行った。 ・引揚研究では、永島が「敗戦直後の福岡における東亜連盟復興運動」について、大澤が「中国からの日本人引揚」について、竹野が「樺太からの日本人引揚と北海道」について報告した。 ・慰霊研究では、浜井が「戦後日本の戦没者処理」について、加藤聖文が「引揚関連記念碑の歴史的背景」について報告した。
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Research Products
(22 results)