2010 Fiscal Year Annual Research Report
開発援助プロジェクト評価のための社会調査手法に関する社会学的研究
Project/Area Number |
21330112
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辰己 佳寿子 山口大学, エクステンションセンター, 准教授 (80379924)
浜本 篤史 名古屋市立大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (80457928)
鈴木 紀 国立民族学博物館, 先端人類科学研究部, 准教授 (40282438)
佐藤 寛 日本貿易振興機構, 海外調査部, 上席主任調査研究員 (50403613)
佐野 麻由子 立教大学, 社会学部, 助教 (00585416)
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Keywords | 社会調査 / 貧困削減 / 開発援助 / ODA / 村落開発 / 国際研究者交流 / 社会学 / ネパール:メキシコ:英国:インドネシア:バングラデシュ |
Research Abstract |
1 研究実績(1)辰己佳寿子:The 4^<th> International Conference (Asian Rural Sociological Association)及び日本地理学会2011年春季学術大会にて報告を行った。(2)佐野麻由子:研究成果を国際開発学会の学会誌『国際開発研究』に発表した。(3)宇田川拓雄:国際開発学会第11回春季大会企画セッションで「KOICAとJICAにおける地域振興プロジェクトの実施と評価」に関する成果報告を行った。 2 フィールドワーク(1)辰己佳寿子:(a)ネパール:カトマンズとポカラにて「地方行政評価を通じた流域向上プロジェクト」に関する調査、(b)シャジアン郡スルパリ村にてビレッジツーリズムの調査、及び(c)ラスワ郡シャプル村にてプロジェクト撤退後の内発的地域活動に関する調査を行った。(2)佐野麻由子:インドネシア国スラウェシ貧困対策支援村落開発計画実施地域で過去の成果の追跡調査を行った。(3)宇田川拓雄:(a)スラウェシにおけるサーベイ調査を実施した。(b)2011年にインドネシア・ジャカルタで実施を計画している研究成果発表のためのセミナーの準備会合を行った。(4)浜本篤史:(a)八ッ場ダム(群馬県)および長島ダム(静岡県)等での現地調査、(b)開発援助における社会調査を担っている開発コンサルタントをめぐる現状と課題について検討を行った。(5)鈴木紀:メキシコ・チアパス州ソコヌスコ地方で農村開発プロジェクトPAPROSOCのサステナビリティに関する情報を収集し、メキシコ人カウンターパートの間でプロジェクト成果が継続的に活用される条件を分析した。(6)佐藤寛:英国のオックスファム・インターナショナル事務局及びサセックス大学にて研究資料の収集を行った(海外赴任のため7月に本研究組織から離れた)。
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Research Products
(8 results)