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2010 Fiscal Year Annual Research Report

利用者本位の介護サービスの提供に関する実証研究

Research Project

Project/Area Number 21330134
Research InstitutionUniversity of Hyogo

Principal Investigator

小山 秀夫  兵庫県立大学, 経営研究科, 教授 (90360693)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤澤 由和  静岡県立大学, 経営情報学部, 准教授 (70387330)
長澤 紀美子  高知女子大学, 社会福祉学部, 准教授 (50320875)
濱野 強  島根大学, プロジェクト研究推進機構, 講師 (80410257)
Keywords社会福祉関係 / アウトカム評価 / 高齢者ケア
Research Abstract

本研究の全体構想は、利用者本位の介護サービス提供体制におけるシステムの安定性を確保するための実証的データの精査に関する方策を見出すことである。そこで本研究では、介護サービスにおけるアウトカム評価のなかでもサービスの利用者評価と他の評価指標の関係を実証的に検証する。より具体的には、既存の介護情報と利用者情報、そして利用者評価データの連結を試み、その解析を行うことを目的とした。
以上を鑑み平成22年度は、利用者評価の調査手法について検討を行った。まず、利用者評価の調査プロトコルの作成を行った。サンプリング手法,調査方法,調査データの取り扱い事項について、研究者が有する調査データなどを活用して利用者本位の介護サービスの提供を把握することが可能となる調査プロトコルを作成した。続いて、プロトコルの検討に並行し、利用者評価の調査票試案を作成した。調査試案に関しては、調査側の意図した内容が、利用者の回答と一致したものであるかという論点について十分な検討を行った。
またそれらの検討を通して、介護サービスの利用者評価に際しては、利用者の家族についてもある種の利用者として位置づけ、家族からの介護サービス評価に関しても上記と同等のプロセスを通して、調査票の開発を行う必要性が浮き彫りになった。しかしながら、本年度においては、利用者評価の調査票を作成することが主たる目的であることから、次年度において検討を行うものとした。
最後に、調査対象機関として、一部に東北地方の施設を想定していたが、こちらについては次年度に再検討を行い、調査対象施設の確定と調査のための検討を改めて進めるものとした。

  • Research Products

    (3 results)

All 2010

All Journal Article (3 results) (of which Peer Reviewed: 3 results)

  • [Journal Article] 家族介護者の介護否定感と介護継続意思に対する介護コミットメントの効果2010

    • Author(s)
      張英恩・筒井孝子・小山秀夫・中嶋和夫
    • Journal Title

      介護経営

      Volume: 5(1) Pages: 69-78

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 摂食機能障害ケアマネジメントにおけるスクリーニング体制の現状2010

    • Author(s)
      宮本啓子・合田敏尚・杉山みち子・小山秀夫
    • Journal Title

      日本医療・病院管理学会誌

      Volume: 47(3) Pages: 145-153

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 介護老人保健施設および慢性期医療機関におけるコンプライアンス経営体制と情報公表制度についての認識との関連2010

    • Author(s)
      小山秀夫、宮本啓子、東野定律
    • Journal Title

      介護経営

      Volume: 5(1) Pages: 56-68

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2012-07-19  

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