2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21340055
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
谷本 盛光 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90108366)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 博章 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (60262424)
淺賀 岳彦 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (70419993)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | CP対称性の破れ / 超対称性クォーク / LHCb実験 / 世代対称性 |
Research Abstract |
本研究の目的は、世代の対称性、すなわち、フレーバー対称性をLHC実験の結果等を踏まえ検証しようとするものである。24年度以降は、ニュートリノの世代対称性の研究にとどまらず、LHCb実験グループのB中間子崩壊におけるCP対称性の破れ実験を考慮した研究をすすめている。25年度は、K中間子、B0中間子、Bs中間子の研究に焦点をあて、超対称性クォークの寄与を研究した。また、フレーバー対称性を用いたニュートリノモデルの検証をおこなった。以下に今年度の成果をまとめる。 ●SUSY粒子の質量スケールが1TeV領域にある場合、K中間子のCP対称性の破れεKとB0中間子に関するUnitarity三角形の角度β相関に標準モデルの予言からの大きなずれがあらわれる。 ●SUSY粒子の質量スケールが1TeV領域にある場合、B0中間子とBs中間子の非レプトン崩壊のCP対称性の破れに、標準モデルの予言からの大きなずれがあらわれる。 ●SUSY粒子の質量スケールが1TeV領域にある場合、Bs中間子の二体のK中間子への崩壊における直接的CP対称性の破れ(Direct CP Violation)に、標準モデルの予言からの大きなずれがあらわれる。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)