2010 Fiscal Year Annual Research Report
コグニティブUWB無線による高度交通安全・環境観測ネットワークの研究
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21360181
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| Research Institution | Yokohama National University |
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Principal Investigator |
河野 隆二 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (90170208)
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| Keywords | ITS(高度道路交通システム) / コグニティブ無線 / DWB無線通信 / 車車間通信 / 高度交通安全ネットワーク |
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| Research Abstract |
本研究では、第一に複数の車両による高度安全運転システムおよび車両ディーラーをハブとするリアルタイム車両監視・整備ネットワークなどの高度交通安全ネットワーク、第二に、その発展として車両を遠隔センサプローブとした地球環境観測・保全ネットワークの構築に必要な要素技術としての、コグニティブ無線・ネットワーク、UWB無線を中心として研究を行った。具体的に本年度は
1.車両周辺のすべての対象物の区別、形状、運動状況に関する情報を車群で共有し、環境マップとして視覚化し、対象物の運動予測とそれに基づく車両協調制御による衝突回避などの高度安全運転システムの統合的最適化の導出、車両間の測距・測位UWBレーダの検討を行った。
2.多くの歩行者が所有する携帯電話やPCなどに搭載するUWB無線技術で標準化された無線PAN(IEEE802.15.4a)および、標準化が進んでいるUWB無緑BAN(Bodv Area Network ; IEEE802.15.6)と、車載UWB通信測距システムが情報交換し、歩行者(健常者、障害者、高齢者他)と車両やその他の障害物を区別して保護する高度歩行者保護ネットワークの基本構成を検討した。
3.車両保守・整備ネットワークの実現性を検証するために基本実験プラットホームを構築し、必要な計算量、通信情報量などの解析とそのリアルタイム実現のためのハードウェア・ソフトウェア量の解析を行った。
4.車車間通信におけるアーキテクチャ、動的ルーティング、プロトコル、トラフィック制御などの要素技術や基礎理論を研究し、その技術的な問題点抽出や有効性の検証を行った。
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