2012 Fiscal Year Annual Research Report
経験型実習教育の研修プログラムの有効性に関する研究
Project/Area Number |
21390571
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
安酸 史子 福岡県立大学, 看護学部, 教授 (10254559)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 智子 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (00268955)
吉田 恭子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (00553413)
永嶋 由理子 福岡県立大学, 看護学部, 教授 (10259674)
坂田 志保路 福岡県立大学, 看護学部, 助手 (10438418)
小野 美穂 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (20403470)
中野 榮子 福岡県立大学, 看護学部, 教授 (50207841)
松枝 美智子 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (50279238)
小森 直美 純真学園大学, 保健医療学部, 准教授 (70438307)
檪 直美 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (80331883)
江上 史子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (80336841)
浅井 初 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (80612952)
清水 夏子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (80468305)
安永 薫梨 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (80382430)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | プロジェクト学習 / ポートフォリオ |
Research Abstract |
1.昨年度作成した事例ビデオ教材(老年看護学、精神看護学)を活用して授業を実施した。学生からは動画教材での事例展開は、ペーパーペイシェントを用いるよりも教員と学生が臨場感を共有でき、またリアリティのある場面を再現して体験させることもできて教育効果が上がった。臨床指導者への研修では、患者が経験していること、学生が経験していること、場面の意味をどう捉えるか、看護の方向性に関して等、意見交換が積極的に実施でき、解釈のバリエーションを広げるとともに共通理解を図ることができたとアンケート結果は良好であった。今年度は汎用性のある成人看護学の分野のDVDを作成したが、研修に活用するには至らなかった。 2.研修プログラムの一つとして、プロジェクト学習を本学内外で、学生および実習指導者、看護教員を対象に広く展開した。このプロジェクト学習は、各人が潜在的に感じている不安や困難事などの課題を個人ワークにより顕在化し、チームを形成して解決方法を提案する方法である。また全てのプロジェクト学習終了後に評価アンケートを実施した。いずれの研修会においても満足度が高かった。 3.3年生、4年生、卒業生を対象に経験型実習教育の演習プログラムの有効性を検討するために、グループインタビューを実施した。これらの結果は、「第32回日本看護科学学会学術集会」「第14回日本教師学学会」で口演および示説により発表した。 4.第32回日本看護科学学会学術集会では、経験型実習教育を体験した卒業生、臨床指導者、看護教員を集めて、交流集会を実施し、学会参加者とともに経験型実習教育の有効性や課題について討議した。これは当初予定していたシンポジウムの代わりとした。 5.経験型実習教育HPを制作した。今後HPを発信源に経験型実習教育をより多くの人に伝えるとともに、HPを活用して広く意見を求め、研修プログラムの改善を計りたいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)