2010 Fiscal Year Annual Research Report
教員のコンピテンシーリスト開発と成長モデルの構築に関する国際協同研究
Project/Area Number |
21402041
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Research Institution | Musashi University |
Principal Investigator |
武田 信子 武蔵大学, 人文学部, 教授 (00247123)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伏木 久始 信州大学, 教育学部, 准教授 (00362088)
中田 正弘 帝京大学, 教職大学院, 准教授 (20527345)
坂田 哲人 武蔵大学, 総合研究所, 研究員 (70571884)
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Keywords | 教師教育 / 教員養成 / 教員研修 / 教師教育者 / コンピテンシー / ワークショップ / 成長モデル / 専門性 |
Research Abstract |
1.海外の教師教育者との協働:教師教育に関するヨーロッパ教師教育学会との協力体制は日本初(1)ヨーロッパ教師教育学会において日欧教師教育比較に関するポスター発表(武田.坂田)を行う。また、教師教育者の開発に関するラウンドセッション参加(2)日欧教師教育に関する書籍の出版計画打ち合わせ(アムステルダム自由大学Anja Swennen氏ら) 2.教師教育学研究会の実施 21年度シンポジウム参加者から公募したメンバーと共に『教師教育学』(コルトハーヘン著 武田・山辺ら翻訳)をテキストとした研究会を実施。著者来日準備を進めつつ、教師教育学の実践及び現在の課題に関する討議を行う。 3.教師教育ワークショップの開発国際理解教育センター角田尚子氏によるワークショップ研修を体験し、21年度シンポジウムの内容を踏まえて日本における教師教育ワークショップの開発可能性を検討。 4.教員の成長モデル作成のためのオランダ現職教員アンケート調査をオランダにおいて実施(中田) 5.フレット・コルトハーヘン氏初来日招聘 (1)日本教師教育学会大会における講演会(9月26日)。参加者多数。(2)教師教育ワークショップ開催(9月24日教員養成・25日教員研修ワークショップ)→コルトハーヘン氏が鈴木文部科学副大臣に教師教育研修に関する提言を送る。 6.コンピテンシーモデルの検討:オランダのリストを参考に、コンピテンシーモデルを試作。武蔵大学の教員養成において活用開始。従来の結果評価型ではなく、教員の成長プロセスを考慮に入れた成長モデルを想定した。 7.教師教育に関するリアル熟議開催(日本初):日本の教師教育の今後について検討。鈴木副大臣も含め計60名の参加。同日午前にはクローズドのワークショップを実施して、15年後の教育の課題を議論。 8.各種研究発表等の他、熟議に関するブログを作成する。文部科学省での職員勉強会に武田、矢野、横須賀が講師として呼ばれる。
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Research Products
(9 results)