2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21500102
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
越村 三幸 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (30274492)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 隆三 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (20274483)
藤田 博 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (70284552)
峯 恒憲 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (30243851)
力 規晃 徳山工業高等専門学校, 情報電子工学科, 助手 (50290804)
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Keywords | Twitter / 時間的距離 / 推薦理由 / 帰納学習 / 個人情報保護 / マルチエージェント / ユーザの意図 / デマンドレスポンス |
Research Abstract |
本年度は,(A)時間的距離に基づく関連単語の抽出,(B)推薦理由を提示する情報推薦システム,(C)個人の選択に基づく個人情報の保護,(D)ユーザの意図に基づく検索,(E)デマンドレスポンスの効率的実現手法について研究を進め,6件の査読付き論文の公表,3件の学会発表を行った. (A)では,リアルタイム性を持つTwitterのツイートを利用し,関連単語抽出アルゴリズムにおける単語間距離をツイート間の時間的距離に置き換えることにより,リアルタイム性の高い関連語の抽出を試みた. (B)では,ブログ推薦システムを試作し,推薦理由の提示に帰納学習で得られた規則を利用することにより,明確かつ定量的ではない推薦理由を提示できることを確かめた. (C)では,ユーザ個人の閲覧履歴や検索履歴の提供による個人特定のリスクとサービス利用とのトレードオフに焦点をあて,ユーザの個人情報を保護する手段をユーザ自身に選択させるモデルの提案を行った. (D)では,マルチエージェントモデルに基づき,ユーザの意図を汲み取る検索モデルの提案を行い,簡単な予備実験により,その効果を検証した. (E)では,Webページの検索を協力者の検索に置き換え,スマートグリッドの核となる電力制御手法であるデマンドレスポンスを実現する手法の提案を行った.
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Research Products
(9 results)