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2009 Fiscal Year Annual Research Report

呼吸リハビリテーションのための遠心性収縮ベダリングシスデムの開発と臨床応用

Research Project

Project/Area Number 21500469
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

玉木 彰  Kyoto University, 医学研究科, 准教授 (70269851)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 市橋 則明  京都大学, 医学研究科, 教授 (50203104)
室 繁郎  京都大学, 医学研究科, 助教 (60344454)
Keywords呼吸リハビリテーション / 閉塞性肺疾患 / 遠心性ペダリング / 自転車エルゴメーター
Research Abstract

【研究目的】遠心性収縮ペダリングを用いた低強度トレーニングの運動耐容能及び下肢筋力に対する効果について従来のペダリングトレーニングと比較検証した。
【研究デザイン】ランダム化比較試験【対象者】若年健常人22名
【介入】一つの群には遠心性ペダリングを用いたトレーニングを割り付け(ECC群),もう一つの群には従来のペダリングを用いたトレーニングを割りつけた(CON群)。運動強度は最大酸素摂取量の25%で30分間,運動の頻度は1週間に3回とし,トレーニング期間は6週間とした。
【アウトカム】運動耐容能の指標として心肺運動負荷試験による最大酸素摂取量(VO2max)と無酸素代謝閾値(AT)および各種呼気ガス指標,下肢筋力の指標として最大等尺性膝伸展筋力と超音波画像による大腿四頭筋筋厚をトレーニングの前後で測定し,その変化量を両群間で比較した。
【結果】VO2maxやAT,その他の呼気ガス指標などの運動耐容能について,両群間のトレーニング前後における変化量に統計学的な有意差があるとはいえなかった。また,等尺性膝伸展筋力および大腿四頭筋筋厚の変化量についても両群間で統計学的に有意な差があるとはいえなかった。また,ATに到達する時間とその時点での仕事率の体重比はECC群で95%信頼区間とp値はそれぞれ(0.02-0.42, p=0.03)と(0.02-0.2, p=0.02)であった。
【結論】健常人における低強度の遠心性収縮ペダリングトレーニングは従来のべダリングと比較して運動耐容能および下肢筋力を増加させるとはいえない。健常人においてより効果的なトレーニングを行うには25%VO2maxよりも高い運動強度が必要である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 遠心性収縮ペダリング負荷時の呼吸循環応答2009

    • Author(s)
      大寺祥佑・玉木彰他
    • Organizer
      第44回日本理学療法学術大会
    • Place of Presentation
      東京
    • Year and Date
      20090000

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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