2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21500621
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
田中 守 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (00163577)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 宏暁 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (00078544)
檜垣 靖樹 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (10228702)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 無酸素性走パワー / 筋力発揮 / コンタクトフィットネス / 複合的体力 / ハンドボール選手 / 漸増負荷テスト |
Research Abstract |
コンタクトスポーツにおけるボディコンタクトの継続性やその耐性など、コンタクトフィットネスの捉え方に着目し、現場で有用な複合的体力測定法を研究する目的で、最終年度の平成24年度は、複合的体力測定として以下の測定を行い、基礎的体力測定結果との関連性を検討した。 測定I:yo-yo intermittent recovery test(LevelII)、測定II:LevelI+インターバル中の30kgのサンドバッグ5m持ち運び、測定III:LevelIIの20mシャトルランと20m方向変換走2回を交互、測定IV:LevelI+30kg持ち運び+方向変換走交互、測定V:LevelII+30kg持ち運び+方向変換走交互。基礎体力測定項目は、50m走、25m方向変換走の走パワー、12分間走、脚伸展パワー、ベンチプレス・ハイクリーン・ツーハンズカールによる最大筋力である。対象は、大学生男子ハンドボール選手24名である。 測定Iに比べ、漸増負荷レベルを下げた測定IIではインターバル中の筋力発揮により総走行距離が低下した。測定IIに比べ、測定I+方向変換走の方が総走行距離は少なかった。測定III、測定IV、測定Vと総走行距離は有意に減少した。いずれの測定にも、12分間走との間に有意な正の相関関係が見られ、サンドバッグの持ち運びによる筋力発揮と筋力水準との間には何ら関係が見られなかった。 本結果は、筋力発揮が走能力に影響するほど高くない負荷水準であったことを示唆しており、再検討の必要がある。本テーマの最終年度であったが、コンタクトフィットネス評価について継続的な検討が必要である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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