2010 Fiscal Year Annual Research Report
EBNに基づくメタボリックシンドローム改善のための新栄養教育法の効果の評価
Project/Area Number |
21500793
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Research Institution | Showa Women's University |
Principal Investigator |
渡辺 満利子 昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (20175128)
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Keywords | メタボリックシンドローム / 栄養教育 / 無作為化比較試験 / 効果 / 評価 |
Research Abstract |
研究の目的 無作為化比較試験に基づくメタボリックシンドローム、その予備群を対象として、各対象が保有する生活習慣病のリスク要因の数を減少させるための生活習慣改善プログラムPSMetS(Personal Support Lifestyle Education for Metabolic Syndrome)効果の評価を目的とする。 研究デザイン 本研究はMetS、同予備群改善のためのPSMetSに基づく介入群と対照群という2つの介入方法の評価を、非盲検並行群間無作為化比較試験に基づいて行う介入研究である。 研究仮説 MetSおよび同予備群を対象としたPSMetSに基づく介入群は、対照群に比べ、厚労省(確定版,2007)に示す生活習慣病リスク要因の個数が1つ以上減少する者の割合が高い。 生活習慣改善教育前調査 (1)同意書、(2)臨床検査結果表、(3)FFQW82、(4)特定健診問診票、(5)意識・行動に関するステージチェック票。 研究対象 選択基準;同意取得時の年齢25~64歳の男性。特定健診受診者で積極的・動機づけ支援者。 除外基準 1)同意なしの者。2)冠動脈性疾患発症者。3)糖尿病等で服薬を新たに服用3ヶ月未満者。4)臨床データ無き者。5)FFQW82回答無き者。登録者割り付け:登録者から順次、層別(積極的支援群、動機付け支援群の2層)の置換ブロック法による無作為割付を行う。予定登録者総数(180人)。 試験アウトライン:研究対象者の研究参加予定期間は1年間とする。管理栄養士が6ヶ月間に面接2回と電話支援6回を行い、初回面談時より9ヶ月目にフォローアップの電話支援を行う方式である。 研究結果 無作為化比較試験に基づくメタボリックシンドロームのための生活習慣改善プログラム効果の評価に関する研究プロトコルを確定した。現在、研究対象者の選択基準に該当する特定健診受診者を順次、登録中である。(昭和女子大学倫理委員会認証番号:08-02)。
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Research Products
(13 results)