2009 Fiscal Year Annual Research Report
国際標準規格に完全準拠したオンライン学習支援環境のオープンソースによる構築
Project/Area Number |
21500947
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
喜多 敏博 熊本大学, eラーニング推進機構, 教授 (20284739)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 裕司 熊本大学, 総合情報基盤センター, 教授 (40198164)
田中 頼人 慶應義塾大学, インフォメーションテクノロジーセンター, 助教 (90458943)
仲林 清 放送大学, ICT活用・遠隔教育センター, 教授 (20462765)
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Keywords | Moodle / オープンソースLMS / eラーニング / 国際標準規格 / SCORM / QTI |
Research Abstract |
本研究の目的は,オープンソースで開発されているLMSを利用・改修して,eラーニングの学習教材・テスト・学習者情報・教材メタデータの国際標準規格に完全対応するオンライン教育用プラットフォームを構築・無償公開することにより,様々な優れた学習用コンテンツが制作され広く共有されるための基盤を確立し,オンライン教育の普及と質向上に貢献することである。 本年度は,国際標準規格の現状・動向調査,国際標準規格に準拠したコンテンツ例・データ例の試作,現行のオープンソースLMSの仕様の調査・互換性の確認を行った。とくに,オープンソースLMSの代表格の一つであるMoodleの仕様および関連する機能の動作確認を行った。機能が拡張・充実されるMoodleの次期バージョンであるMoodle2.0の公開が,当初アナウンスされていた時期よりも大幅に遅れたことから,現行バージョンのMoodleについての基礎調査を主に行い、その成果をワークショップや学会発表等として公開し,また,文献調査の一部として用いた,Moodleの利用手引きとして広く読まれている「Moodle l.9: E-learning Course Development」の日本語訳の出版を行った。
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