2011 Fiscal Year Annual Research Report
大学生にe-ラーニングを用いた健康教育プログラムの開発
Project/Area Number |
21500952
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Research Institution | Mejiro University |
Principal Investigator |
風間 眞理 目白大学, 看護学部, 教授 (20347371)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤谷 哲 目白大学, 人間学部, 准教授 (90331446)
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Keywords | 健康教育 / e-ラーニング / 大学生 / プリシード・プロシードモデル |
Research Abstract |
「運動」、「栄養」、「こころの健康」について基礎的な知識の解説と知識に関する問題とさらに解答に対する解説を書いたものを各30題作成した。大学のホームページにある学生を対象とした「学習支援システム」に「健康入門」というコンテンツを作成し、そこに「運動」、「栄養」、「こころの健康」に関する問題を毎週更新することにした。このコンテンツは、e-ラーニングで学生が主体的に学ぶサイトである。問題の更新は「運動」、「栄養」、「こころの健康」から各3問~5問(合計9問~15問)行う。また、学生が問題に関して質問等がある場合はコメントを入れられるようにした。学生が自分の健康に関心を持ち、知識を得ることで自ら行動変容が見られることをねらいとしているので、興味・関心を持ちやすく問題と解説はなるべく絵などをいれ、わかりやすくなる工夫をした。 本学の理学療法学科と言語療法学科、看護学科の学生から、健康に関するe-ラーニングに参加する学生募り、参加してもらった(合計84名)。e-ラーニングに参加する前に健康に関する意識や知識に関するアンケートを実施した。現在、e-ラーニングによる学習を実施している最中である。今後、予定のe-ラーニングが終了したところで、実施前と同様のアンケートを実施する。e-ラーニングを実施しているが、学生からの問題に関する質問など見られないことから学生の反応はほとんどなく、興味・関心を引き出すためには内容や表現の仕方に、更なる工夫が必要であることが示唆された。
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Research Products
(1 results)