2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21520565
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
村上 雄太郎 茨城大学, 工学部, 教授 (50239505)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 昭夫 東京外国語大学, 総合国際学研究院, 教授 (20203284)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 日本語教育 / ベトナム語教育 / 漢越語 / 対照言語学 / 言語接触 / 文法化 / 語彙習得 / 文法習得 |
Research Abstract |
研究代表者・分担者ともに、『日越辞典』・『越日辞典』編纂に向けての基盤構築研究として、ベトナムにおける資料収集、研究成果の公表を行なった。 主な研究実績(具体的な取り組み)は、以下の通りである。 研究代表者は、2013年3月に、ベトナム・フエ外国語大学日本語日本文化学科およびホーチミン国家大学ベトナム文化学科において、日・越両語における漢語表現の使用状況及びその意味・機能に関する資料収集を行なった。 また、語順や結合力に関してベトナム語の文法的特徴を持つ漢語要素が含まれる語彙をリスト化し、その意味・用法について考察し、研究成果として発表した(下記の「13.研究発表」)し、日・越両語における複合動詞の後項に使われる「こむ」と“vao”の文法化の特徴を対照して研究成果(下記の「13.研究発表」)を出した。 さらに、フエ外国語大学日本語日本文化学科においては、「日本語の否定表現についてー“~わけではない”とベトナム語における対応表現」と題する講演を行なった。 研究分担者の今井は、研究代表者と緊密に協力して下記の研究成果(下記の「13.研究発表」)を出した。また、2012年12月にハノイ国家大学を訪問し、当大学における日本語学習者の現状について東洋学部およびベトナム学部の教員・学生に聞き取り調査を行ない、『日越辞典』などの日本語教材のニーズの把握に努めるとともに、各種辞典・語学教材の収集を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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