2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21520574
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
奉 鉉京 信州大学, 全学教育機構, 准教授 (50434593)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 鉱三 信州大学, 高等教育研究センター, 教授 (20169501)
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Keywords | 第二言語習得 / 英語の前置詞 / 日本語・韓国語の助詞 |
Research Abstract |
本研究は類似する母語(日本語と韓国語)話者による英語の前置詞の第二言語習得である:(A)方針:英語の前置詞と日本語・韓国語の助詞は、いずれもそれぞれ一枚岩的均質な文法ではない。意味的・統語的考察からそれぞれを3タイプに分けで考えるべきである。;(B)理論的枠組み:生成文法に基づく言語習得を提訴する。特に、ミニマリストプログラムの経済性による評価選択基盤(Evaluation Matrix)や素性基盤(Feature Matrix)を導入する。 本研究の目的:(A)言語研究:英語の前置詞と日本語・韓国語の助詞は、(1)一語の持つ各用法間のまとまりの強さに応じて3つのクラスに分類され、(2)その分布は3つの言語間共通しており、さらに(3)その分類は母語の習得順序と重なることを示す。;(B)習得実験研究:各々の中間言語、つまり、日本語・韓国語を母語とする学習者のL2としての英語の前置詞の心的標示(Mental Representations)を3つの構築段階(developmental stages)に分けて記述する。 本研究の目的達成のため、第3年度目である平成23年度には、先ず、本実験の遂行完了・データ入力・集計・結果の分析・考察をまとめ、既存の習得データを比較・分析・考察、その成果を国内外に報告した(研究成果参照)。日本・韓国で行った本実験の結果の分析を行いながら、言語習得学関係文献研究や新たなデータによる本研究理論の妥当性などを打診しながら、国内外意見交換及びその結果を報告。国内・国外(韓国)言語習得研究者及び英語教育者との意見交換及び研究成果報告を行った。
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Research Products
(11 results)