2010 Fiscal Year Annual Research Report
ローカル・フードシステムの社会的意義の実証研究ー社会関係と社会的公正をめぐって
Project/Area Number |
21530550
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Research Institution | Shukutoku University |
Principal Investigator |
桝潟 俊子 淑徳大学, コミュニティ政策学部, 教授 (00255150)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野崎 賢也 愛媛大学, 地域創成研究センター, 准教授 (00346660)
松村 正治 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 准教授 (90409813)
佐藤 亮子 愛媛大学, 地域創成研究センター, 准教授 (50554341)
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Keywords | ローカル・フードシステム / 社会関係 / 社会的公正 / 社会的意義 / オーガニック・ムーブメント / ローカル・フードムーブメント / ファーマーズ・マーケット |
Research Abstract |
平成22年度は、前年度に引き続き、欧米のフードシステムについての社会面での議論を整理し、ローカル・フードシステムをめぐる社会的意義の評価内容を明らかにし、内外の地域における調査に基づき、環境社会学的な立場から、ローカル・フードシステムの評価に社会的な視点・論点を導入することを目指した。 具体的には、研究会を4回開催し、欧米のフードシステムを対象とした研究の動向や社会面の論点について文献資料等で確認し、視点・論点の有効性を検討した。併せて、欧米において広がりをみせているローカル・フードムーブメント(CSAやAMAP)やローカル・フードシステムについて現地の動向に精通した研究者やジャーナリストからヒヤリングを行った。 また、国内のローカル・フードムーブメントおよびローカル・フードシステムの動向把握のため、埼玉県小川町や越後村上・山形県庄内地方、北海道長沼町(メノ・ビレッジ)において現地調査を分担して実施した。このほか、横浜市や名古屋市周辺におけるファーマーズ・マーケットの展開や食と農をむすぶネットワークなどについて現地調査および情報収集を行った。併せて、収集したデータや情報の整理・分析作業を進めるとともに、ローカル・フードシステムの概念や社会的意義について理論的検討を行った。
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Research Products
(12 results)