2009 Fiscal Year Annual Research Report
色彩感覚に支えられた「デザイン力」育成モデル授業の開発
Project/Area Number |
21530991
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
内田 裕子 Saitama University, 教育学部, 准教授 (40305024)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大岩 幸太郎 大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (90223726)
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Keywords | デザイン力 / 色彩感覚 / Webアプリケーション / グローバル競争社会 |
Research Abstract |
平成21年度は,次に述べる[研究課題1]~[研究課題3]を実施した。 [研究課題1]「色彩感覚の判定」のためのツール及び「デザイン力」育成授業に関する先端研究の調査・資料収集先進的なデザイン教育を行うオランダ「デザインアカデミー・アイントホーフェン」の授業プログラム及びドイツ・デッサウの「バウハウス」で行われていた色彩教育の実施方法・内容の調査,更に,ICTを利用した美術館における教育プログラムの種類・内容・方法の調査と資料収集を行った。 [研究課題2]「色彩感覚の判定」を主としたツールの開発 Java,Flash,JavaScriptの3種類の開発言語を用いて,Windows環境及びMac環境で動作するブラウザーで閲覧が可能な「色彩感覚の判定」のためのツールとして,次の2種類のWebアプリケーションを開発した。 1)「色彩を用いた文字の表現」を確認するWebアプリケーション 3つのテキストエリアに文字入力が出来,入力された文字の色は,カラーパレット上でマウスを移動させることにより変化する。同様の操作により,各テキストエリアの背景色を選択した時は,その背景色が変化する。また,3つのテキストエリアの背景色が選択された時も,同様の操作によりカラーパレットの色が背景色に反映される。色の表現方式は,HSB,RGB,スペクトラムの3種類とした。 2)「色による演出」を確認するWebアプリケーション 季節のイメージを持つ配色から成る4つのウィンドウより,1つのウィンドウを選択した後,更に,色の変更が出来る。その色の変更は,別に用意した8色の配色表から行う。 [研究課題3]「デザイン力」育成授業教材の開発 「色彩感覚」を調査するための課題を4種(パッケージの色彩,看板の色彩,流行色,服飾における色彩コーディネート)21問作成し,ネットワークを用いて大学生を対象(120名)に実施した。
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