2011 Fiscal Year Annual Research Report
G蛋白共役型受容体のホモダイマー形成によるリガンド親和性・細胞シグナルの変化
Project/Area Number |
21590273
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
森島 繁 福井大学, 医学部, 准教授 (50290911)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村松 郁延 福井大学, 医学部, 教授 (10111965)
西宗 敦史 福井大学, 医学部, 助教 (40311310)
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Keywords | 受容体 / ダイマー / カルシウム |
Research Abstract |
ホモダイマー形成チェックのためのECFP, EYFPそれぞれのタグ付き受容体や、同様のタグ付きのSnapinというタンパクを共発現させた細胞を作成した。 ECFPタグ付き受容体を励起すると、Snapinより得られるEYFPシグナルが増加し、また、これはCa非存在下では起きないことが明らかになった。さらに、受容体にリバースアンタゴニストを作用させると、このシグナルが減少することがほぼ明らかになった。 一方、Snapin同士における交互作用が起きるかどうかについても明らかにするために研究を遂行している。
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