2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21652012
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
ゴチェフスキ ヘルマン The University of Tokyo, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (00376576)
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Keywords | 音楽学 / 国際化 / 韓国 / 日本 / 音楽教育 / 植民地時代 / 音楽学会活動 / 研究交流 |
Research Abstract |
年度の始めには日本と韓国の音楽学活動(特に学会の種類や活動の内容)について基本データを集め、受託研究として韓国の音楽学会についての調査を李京粉氏に依頼した。 2009年11月20日には14th International CHIME conferenceにて研究代表者の司会によるラウンドテーブル「The Role of Music for the Japanese Cultural Policy in the Colonial Period (1895-1945)」(発表者:Mamiko Naka, Kyungboon Lee, Hermann Gottschewski, Seiji Choki)を開き、アジアの音楽思想と政治の関係について国際的な環境で討論した。 2009年度はこの科研基金で以下の外国の学会に参加した。 2009年5月30日韓国国内6音楽学会による共同発表会(釜山) 2009年6月24~28日APSMER(世界音楽教育学会のアジア・太平洋大会、上海) 2010年1月9~10日韓国・日本音楽教育学会合同セミナー(ソウル)、研究代表者の発表もした 2010年3月19日韓国西洋音楽学会例会(ソウル) 2009年度はこの研究基金で以下の招待発表を行った。 2009年6月22日尹伊桑「尹伊桑の社会参加的作品」(東京大学・韓国語・通訳付) 2010年2月21日呉姫淑「韓国における西洋音楽学の発展過程と傾向」(東京大学・韓国語・通訳付) 2010年3月17~28日には世界民族楽器博物館(ヘイリ、寧越、釜山)を中心に、韓国全国における音楽研究施設を訪問した。 これらのことによって韓国の音楽研究活動を広く知り、多くの韓国の音楽学者に知り合い、将来の研究交流について相談することができた。
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Research Products
(10 results)