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2010 Fiscal Year Annual Research Report

日本人中高生の自己表現活動を支える日英パラレルコーパスの構築とその活用

Research Project

Project/Area Number 21652056
Research InstitutionTamagawa University

Principal Investigator

日臺 滋之  玉川大学, 文学部, 准教授 (60459302)

Keywords日本人中高生 / 自己表現活動 / 日本語 / 英語 / パラレルコーパス
Research Abstract

1. 平成22年度は平成21年度までの「日英パラレルコーパス」の既存データに新たなデータの追加作業を実施した。
平成21年までの総例文数は、1035例文であった。この例文は、主にALTとのスピーキングテストで、生徒(中1から中3)が英語で表現したかったけれども英語で表現できなかったことについて日本語で書いてもらい、その日本語表現をコンピュータに入力したものである。すでに、EasyKWICとしてWeb上で公開されている(13.備考を参照)。
さらに、平成22年度は、2146例文(日本語)を追加し、3182例文(日本語)となった。追加した例文の一部には、高校生の例文も入っている。高校生の例文では、冬休みに何をしたか、二人一組となり英語で話してもらい、英語で表現したかったけれども英語で表現できなかったことについて日本語で書いてもらい、その日本語表現をコンピュータに入力したものである。
2. 3182の日本語例文から見えてきたこと
(1) 英語で表現できないのはなぜか
英語で表現できない5つの要因を特定した。以下の通りである。(1)教科書の語彙の提示に起因する場合。(2)語彙を知らないことに起因する場合(語彙力不足)。(3)文化の相違に起因する場合。(4)日本語、英語の文構造に起因する場合。(5)英語的な発想に慣れていないことに起因する場合。
(2) 英語で表現できない日本語語彙の特徴
茶茎による日本語解析を実施し、形容詞、助詞、接続詞、接頭詞、動詞、副詞、名詞、連体詞の各品詞に出現する語彙とその頻度を調べた。助動詞として出現する語彙とその頻度については調査の対象外とした。

  • Research Products

    (3 results)

All 2011 Other

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results) Remarks (1 results)

  • [Journal Article] ALTとのティーム・ティーチングの教案をどう作るか(本研究のデータ収集方法についてALTとの授業形態の中で紹介)2011

    • Author(s)
      日臺滋之
    • Journal Title

      英語教育4月号(大修館書店)

      Volume: Vol.60, No.1 Pages: 17-19

  • [Presentation] 「英語教育の接続に関する課題-小中高がさらに協力し合うために」(本研究成果について一部発表)2011

    • Author(s)
      日臺滋之
    • Organizer
      日本英語教育英学会第31回大会
    • Place of Presentation
      日本大学理工学部駿河台校舎(東京都)
    • Year and Date
      2011-03-26
  • [Remarks] (注)上記URLからダウンロードできるプログラムのデータは日臺が提供したものです。

    • URL

      http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cueda/gengo/easykwic/index.html

URL: 

Published: 2012-07-19  

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