2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21656125
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Research Institution | Kitami Institute of Technology |
Principal Investigator |
高橋 修平 北見工業大学, 工学部, 教授 (50125390)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川村 彰 北見工業大学, 工学部, 教授 (30149893)
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Keywords | 路面凍結 / 車載型装置 / 凍結検知器 / 冬期交通 / 光学特性 / 拡散反射率 / 鏡面反射率 / 摩擦係数 |
Research Abstract |
【研究目的】路面凍結検知器開発およびその応用のために次のような研究を順次行う。 1.路面凍結状態の内最も危険な「つるつる路面」の光学特性と滑り度の関係を調べる。 とくに各種路面について反射率の角度依存光学特性から凍結路面を分類する。 2.車載型を目指す実用的な凍結検知装置開発を目指す。そのために、光源・センサーの適当な装置を順次開発・改良する。 3.凍結検知試験装置を実際の路面で冬期間継続観測し、一般路面・橋梁路面・覆道路面などの路面種別、標高変化、地形による日陰部分などの要素による凍結状態の解析を行う。 【実施概要】 1,路面凍結状況測定装置として、LED光源光を斜め45°に照射し、路面反射光を天頂方向及び入反射角45°の2方向でてフォトダイオードで受光し、路面明度、鏡面反射率を求めた。 2.光源として5cm×1Ocmの面積に10×20個のEDを配置した面的光源を用いた結果、路面の多少の傾きや車高変化にかかわらず、鏡面反射を捕らえることができるようになった。 3.外部光と測定用光源を区別するために、LED光源は点滅させ、その点滅電源信号を記録することにより、外部光信号とLED光源による信号を分離した。 4.可搬形型路面凍結測定装置を作成し,北見市内、陸別町,国道39号での凍結路面光学特性観測を行い、各種路面の拡散反射および鏡面反射の特性を求めた。 5.車載型路面凍結状況測定装置を観測車に搭載し、陸別町および国道39号石北峠付近の移動観測を行い、路面放射温度や4ch画像記録装置による凍結状況との比較を行なった。
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Research Products
(11 results)