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2010 Fiscal Year Annual Research Report

日本人の体型と着脱の容易さに着目したリンパ浮腫用圧迫衣の開発

Research Project

Project/Area Number 21659514
Research InstitutionThe University of Shiga Prefecture

Principal Investigator

奥津 文子  滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (10314270)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 星野 明子  京都府立医科大学, 医学部, 教授 (70282209)
江川 隆子  関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (40193990)
横井 和美  滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (80300226)
荒川 千登世  滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (10212614)
本田 加奈子  滋賀県立大学, 人間看護学部, 助教 (60381919)
Keywordsリンパ浮腫 / 圧迫衣 / 排液効果 / 着脱のし易さ / 日本人の体形
Research Abstract

平成22年度は、平成21年度の調査・情報収集に基づき,日本人の体形と着脱のしやすさに着目した圧迫衣の試作・検討を目的に研究に取り組んだ。
グンゼ株式会社研究開発センターの協力の下、日本の高温多湿の気候に合わせた通気性の良いショートストレッチ素材を開発・提供してもらい、マジックテープを用いて着脱がしやすい圧迫衣(下肢用)を試作・検討した。
試作品を健常なモニター10名に試着してもらい以下の点を確認した。
(1)リンパ液排液に必要な圧がかけられるか。
(2)通気性は確保できているか
(3)使用者の感覚はどうか
その結果、通気性は非常によく、日本の気候にあった素材を選択できていること、さらに素材が軽く圧迫衣の装着が歩行の負担にならないことを確認できた。
また、排液に必要な圧は適切にかけられているものの、使用者の感覚としては不安定感があり、特に大腿部では圧迫衣により支えられている感覚が持てないとの意見が聞かれた。
そこで、圧迫衣がずれないで下肢にフィットするように、マジックテープの使用方法に工夫を重ね、ずれが最も大きかった大腿部でも安定するように改良した。
これらの結果を踏まえ、健常者装着による調査、さらにはリンパ浮腫をもつ患者の排液効果の調査へと進める予定である。

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Published: 2012-07-19  

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