2009 Fiscal Year Annual Research Report
悪性グリオーマに対するオンコリティック・バイオレスポンス解析とバイオイメージング
Project/Area Number |
21689039
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
荒川 芳輝 Kyoto University, 医学研究科, 助教 (20378649)
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Keywords | ワクシニアウイルス / 種痘ウイルス / がん / グリオーマ / バイオイメージング / Rho / Ras / がん免疫 |
Research Abstract |
本研究計画は、ワクシニアウイルスを用いたオンコリティック・バイオ治療の確立を目指す革新的な創薬研究であり、オンコリティック・バイオレスポンスを理解したワクシニアウイルスの開発、バイオイメージング解析システムの開発史整備・実用化を目指している。そこで平成21年度は遺伝子組み換えワクシニアウイルスの開発としてワクシニアウイルスでは、初期と後期に働くウイルス独自のプロモーター配列を応用し発現制御遺伝子組み換えウイルスの開発に着手した。生存シグナル抑制蛋白としてRas抑制変異体、Ras結合阻害蛋白、Rho活性化変異体の導入によるウイルスによるアポトーシス誘導効果を解析し、有効性を確認した。さらに、バイオイメージング解析の確立に向けて新たにP2レベルで使用できる長時間蛍光顕微鏡ライブ・イメージングを開発・整備し、ウイルス腫瘍抑制効果の解析に使用した。生体内バイオマーカーの作製では、生体内バイオマーカーの開発では、レンチウイルスをベクターとして使用したルシフェラーゼ+EGFR活性型変異体(epidermal growth factor receptor vIII)の共発現ベクターを作製に着手した。
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Research Products
(6 results)