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2010 Fiscal Year Annual Research Report

大量空間センサ環境下での情報統合型時空間データベースの研究

Research Project

Project/Area Number 21700102
Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

富井 尚志  横浜国立大学, 環境情報研究院, 准教授 (40313473)

Keywordsデータベース / センサデータベース / 時空間データベース / 情報統合 / ユビキタス
Research Abstract

本研究課題では日常生活環境内に加速度センサやRFIDなどを大量に埋め込んだ「大量空間センサ環境」を構築し、時空間データベースに格納する研究に取り組んだ。この際、利用者はセンサの存在を意識しなくてよい「人にやさしい」センサデータベースの構築を目指した。その実現のために、I~Vに示される5点のサブテーマを設定し取り組んできた。平成22年度は、次のような成果を得た。
サブテーマI(総括的研究:大量空間センサ環境の構築とデータベース化)について、ウェアラブルRFIDリーダを用いた環境構築を行った。このとき、情報取得のためにRFIDリーダのバッテリ持続時間が課題となる。この課題をサブテーマIIIとして、実験的検証に取り組んだ。解決の工夫として、サブテーマV(ドメインオントロジの構築)を利用し、重要なもの・場所と、そうでないもの・場所の区別ができるモデル化を行ない、実際にオントロジを登録したデータベースを構築した。このデータベースを活用することでバッテリ持続時間が延長できることを示した。
サブテーマII(利用者の行動取得)については、ウェアラブルRFIDリーダに加え、加速度センサを装備させて、行動認識を行う方法を提案し、実装・評価した。RFIDとデータベースを共用することで認識すべき行動の範囲を限定できた。しかし、実験的評価であったため、より現実的なアプリケーション環境で評価が課題として残った。
サブテーマIV(環境にばらまかれたRFIDの記憶領域に情報埋め込みを行う研究)については、本データベースを構築するためのデータベースアクセスに注目し、データベースサーバへの問合せ回数を減らす研究に取り組んだ。

  • Research Products

    (4 results)

All 2011 Other

All Presentation (3 results) Remarks (1 results)

  • [Presentation] ユビキタス環境DBにおける無線センサノード低消費電力化手法の実験的検証2011

    • Author(s)
      山田佑樹, 富井尚志
    • Organizer
      第3回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2011)
    • Place of Presentation
      ラフォーレ修善寺
    • Year and Date
      2011-02-28
  • [Presentation] RFID書込みによるユビキタス環境DBサーバの負荷低減手法2011

    • Author(s)
      古賀浩史, 山田佑樹, 富井尚志
    • Organizer
      第3回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2011)
    • Place of Presentation
      ラフォーレ修善寺
    • Year and Date
      2011-02-28
  • [Presentation] DBによって管理される電子タグ付き空間における利用者の行動取得と空間支援2011

    • Author(s)
      山田陽彦, 田邊靖貴, 富井尚志
    • Organizer
      第3回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2011)
    • Place of Presentation
      ラフォーレ修善寺
    • Year and Date
      2011-02-28
  • [Remarks]

    • URL

      http://www.tommylab.ynu.ac.jp

URL: 

Published: 2012-07-19  

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