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2009 Fiscal Year Annual Research Report

小節と二次叙述における叙述構造:位相理論に基づく分析

Research Project

Project/Area Number 21720173
Research InstitutionNagoya Institute of Technology

Principal Investigator

横越 梓  Nagoya Institute of Technology, 工学研究科, 准教授 (80508391)

Keywords小節 / 二次叙述 / 描写述語
Research Abstract

ミニマリスト・プログラムに関する文献を読み、その基本的概念、理論装置の仕組みを理解し、言語事実への適用における利点と問題点を、先行研究を検証しながら分析し整理した。
調査対象となる具体的な構文である英語の小節・二次述語の言語データを収集し分析することを目的としており、これまで収集してきたデータに加え、小節・二次述語を扱っている未読の論文(ミニマリスト理論に基づいているか否かに関わらず、また統語論的な観点からのアプローチ以外で分析している論文も含める)から新たなデータを収集した。
今年度は特に現代英語についての分析をまとめ、先行研究をまとめながら分析をした。また、英語の母語話者による判断を基準に例文を作成し、より精緻なデータの作成を試みた。現代英語における二次述語の性質を説明し、その構造を提案した。具体的には、描写述語を含んだ二次述語構文についてのデータをまとめ、段階述語レベルの述語を含む二次述語構文は機能範疇Predによって導かれる構造を持ち、その構造ではPROが述語の主語としてPredの指定部を占めていると分析した。また、個体レベル述語も一見この構文で描写述語として生起できるように見えるが、検証したデータより、段階レベル述語を含む構文とは異なる統語構造を持つものとして、Predに導かれる小節構造を含んでいると提案した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 英語の描写述語について2010

    • Author(s)
      横越梓
    • Journal Title

      New Directions 28

      Pages: 93-98

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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