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2012 Fiscal Year Annual Research Report

感情発達と関係性に注目したアレキシサイミア形成要因に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 21730572
Research InstitutionOtemon Gakuin University

Principal Investigator

馬場 天信  追手門学院大学, 心理学部, 准教授 (00388216)

Project Period (FY) 2009-04-01 – 2013-03-31
Keywordsアレキシサイミア / 愛着 / ASI-J / TAS-20 / 感情発達 / alexithymia
Research Abstract

本年度は、アレキシサイミア傾向者と非アレキシサイミア傾向者における愛着スタイルにおける差異の有無を質的に明らかにし、感情への気づきや表出の乏しさを形成する対人関係のパターンについて検討することを目的として研究を行った。本研究では、愛着の質を評価する面接法として、愛着スタイルインタビュー日本版(Attachment Style Interview-Japan:ASI-J)を用いた。愛着スタイルに関する評定は昨年度までの講習や評定訓練によってその許可を得た臨床心理士1名によって実施された。対象は大学生であり、ASI-J実施に同意を得た大学生のうち事前に実施したアレキシサイミアの国際基準尺度であるToronto Alexithymia Scale-20(TAS-20)でカットポイントを基準にアレキシサイミア群と非アレキシサイミア群に分類を行ってインタビューを行った。対象者の内訳は18~22歳、男性12名、女性11名、アレキシサイミア群11名、非アレキシサイミア群12名であった。ASI-Jの評定は実施者評定は全て終了しているが、ASI-JはASI日本支部の国際認定評価者がその評定確認作業を行う必要があり、現在そのプロセスにある。従って最終確定の評価ではないが、非アレキシサイミア群と比較してアレキシサイミア群は「極めて不安定恐れ型」に分類される評定者の割合が非常に多く、質問紙調査によって明らかになっている特徴と重なる点が多かった。一方、非アレキシサイミア群についても「かなり不安定恐れ型」に分類された者もおり、感情への気づきや表出が強いからといって必ずしも愛着スタイルが安定しているとは言えない可能性も示唆された。評定の下位分類等の詳細についてはASI-J日本支部による最終評定認証が得られた段階で公表(学会発表・学会誌投稿)を行う。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 「甘え-甘えさせ」尺度の開発2012

    • Author(s)
      松岡英明・馬場天信
    • Organizer
      日本心理臨床学会第31回大会
    • Place of Presentation
      愛知学院大学
    • Year and Date
      20120914-20120914

URL: 

Published: 2014-07-24  

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