2012 Fiscal Year Annual Research Report
現代テスト理論を応用した大学生調査の経年比較分析モデルの構築
Project/Area Number |
21730674
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
木村 拓也 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (40452304)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 項目反応理論 / 経年変化 / 等化 / 高大接続情報 / 大学生調査 / テキストマイニング |
Research Abstract |
研究4年目では、研究の総決算として、分析に必要なデータの収集のために、大学生調査を実施するとともに、最終年度につき、項目反応理論(Item Response Theory)と差異項目検出機能(Differential Item Functioning)についての研究会を開催した。また、調査結果の経験比較という観点で、過去のオープンキャンパスデータを利用し、高校生のAO入試イメージについて、テキストマイニングによる経験変化の分析も行った。 分析に必要なデータを得るために、長崎大学環境科学部の学部生と共同で「環境意識と環境行動に関する大学生調査」を実施し、76頁の調査報告書を刊行した。調査対象者は、349名、回収率は、98.9%であった。分析報告書では、項目分析の他、因子分析、相関分析、自由記述分析、一元配置分散分析、二元配置分散分析を行っている。 また、最終研究成果報告として、九州大学アドミッションセンターにおいて、研究会を開催し、これまでの科研の成果として、項目反応理論(Item Response Theory)を用いた経年変化に関する分析結果を報告し、その方法を紹介するとともに、項目反応理論(Item Response Theory)と差異項目検出機能(Differential Item Functioning)については、ソフトウェア(PARSCALEとEASY-estimation)の使い方に関するチュートリアルを実施し、参加者全員のPCで実演可能なデータを準備して実際にPC上でプログラムを実行することで、両分析手法に対する理解を深めることを行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)