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2009 Fiscal Year Annual Research Report

米国グリーンベルトタウンにおける払い下げ後の自律的居住環境マネジメント手法の構築

Research Project

Project/Area Number 21760464
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

森田 芳朗  Chiba University, 大学院・工学研究科, 助教 (50396769)

Keywords都市計画・建築計画 / グリーンベルトタウン / 居住環境マネジメント / 郊外住宅地 / 田園都市論
Research Abstract

1930年代のニューディール政策期、米国連邦政府は、E.ハワードの田園都市論を規範とする住宅地区の開発計画を、生活環境の悪化に悩む既成都市部の外縁に構想した。グリーンベルトタウン計画(Greenbelt Town Program)と名付けられたこの構想は、メリーランド州「グリーンベルト」(Greenbelt/1600戸)、オハイオ州「グリーンヒルズ」(Greenhills/676戸)、ウィスコンシン州「グリーンデイル」(Greendale/572戸)の3地区に実現する。これらのテラスハウス群は、いずれも公的賃貸住宅として建設されたが、第二次世界大戦後には、全て居住者に対して払い下げられている。
本研究は、これら3地区のグリーンベルトタウンが、払い下げから今日までの時間のなかで、(1)それぞれ地区の運営組織・制度をどのようなかたちで築き上げ、(2)それによりどのような居住環境をかたちづくってきたか、を明らかにすることを目的としている。
初年度である平成21年度は、森田が過去に「グリーンベルト」で実施した以下(1)(2)(3)の調査を「グリーンヒルズ」及び「グリーンデイル」に応用するかたちで行い、3地区の状況を比較考察することのできる資料体を得た。
(1)地区の運営組織・制度の経年的把握
(2)地区の空間変容の類型化とマッピング
(3)地区が直面した課題とそれに対する対応の経年的把握

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] グリーンベルトタウン―その持続可能なコミュティの現在2009

    • Author(s)
      森田芳朗
    • Journal Title

      ビオシテイ No.41

      Pages: 106-109

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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