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2009 Fiscal Year Annual Research Report

NURR1が関与するパーキンソン病発症機序におけるSGSMファミリーの役割の解明

Research Project

Project/Area Number 21790367
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

楊 浩  Keio University, 医学部, 助教 (10464992)

Keywords脳・神経 / パーキンソン病 / SGSM / RABファミリー / RAPファミリー / NURR1 / 小胞輸送
Research Abstract

SGSM(Small G protein Signaling Modulator)ファミリータンパクは、RABファミリーおよびRAPファミリータンパクと相互作用し、シグナル伝達および小胞輸送に関与し、パーキンソン病の原因遺伝子NURR1(Nuclear Receptor-related 1)と相互作用することが報告された。SGSMファミリーはドーパミンの輸送を含む小胞輸送を制御し、ドーパミンニューロンの機能に関与することが考えられる。
SGSMファミリータンパクの細胞内局在およびタンパク間の相互作用を確認するために、ウサギ抗SGSM2抗体および抗SGSM3抗体を作製した。これらの抗体を用いて、共免疫沈降法で内在性のSGSM2タンパクとNURR1タンパクとの相互作用を確認した。細胞内局在を確認するために、抗SGSM2抗体、抗SGSM3抗体および様々な細胞小器官マーカー抗体を用いた共免疫染色を行い、SGSM2およびSGSM3の細胞内局在を確認した。また抗SGSM2抗体と数種の抗RABタンパク抗体を用いた共免疫染色を行い、SGSM2タンパクがRABタンパクと部分的に共局在することは確認された。SGSM cDNA(SGSM1/2/3)のORF(Open Reading Frame)をそれぞれpACTベクター(Promega社)に、RAB cDNA(RAB2A/3A/4A/5A/7A/8A/10/11A/23/24/27A/39B)のORFをそれぞれpBINDベクター(Promega社)に組み込み、Check-Mate Mammalian Two-Hybrid System(Promega社)を用いて、SGSMファミリータンパクとRABファミリータンパクとの相互作用を確認した。

Research Products

(1 results)

All 2009

All Presentation

  • [Presentation] 過剰に発現させたSGSM2タンパクはクラスリンコート小胞を介する輸送システムを阻害する2009

    • Author(s)
      楊浩、蓑島伸生、工藤純、清水信義
    • Organizer
      BMB2009(第32回日本分子生物学会年会)
    • Place of Presentation
      横浜
    • Year and Date
      20091209-20091212

URL: 

Published: 2011-06-15   Modified: 2016-04-21  

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