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2009 Fiscal Year Annual Research Report

インターフェロン誘発性うつ病の病態メカニズム

Research Project

Project/Area Number 21790529
Research InstitutionThe Institute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

山中 創  The Institute of Physical and Chemical Research, 分子プローブ機能評価研究チーム, リサーチアソシエイト (10415573)

KeywordsPETイメージング / うつ病 / インターフェロン / 活動量
Research Abstract

活動量測定法の確立:AMI社製のアクティグラフ(AG)は小型で高感度な精密機器であるために、脆弱で、動物に取り付けると壊れてしまう可能性があった。特に時間のズレと活動量の定量性の低下が問題になるので、取り付け前後に、AGに問題が生じていないかを確認する必要がある。そのために、まず、振とう器(シェーカー)を使った客観的な評価方法を確立した。その方法を用いて正確性と定量性を検討した結果、(1)時刻のズレを生じること、(2)シェーカーの高回転(150rpm以上)時に定量性を失い、低い値が間違って記録されることなどの欠点があることがわかった。そのため、この方法での活動量の評価は断念し、解決方法として新しいシステムの構築を模索した。中動物用活動量計測システムVigie Primates(モデル:VP-4)は、映像信号のフレーム毎のピクセル濃淡変化をリアルタイム計測する新しい活動量計測システムである。現在、このシステム構築の準備を行っている。
無麻酔下のPETイメージング法: 本研究において、無麻酔状態でのPETイメージングは必須である。無麻酔下での霊長類の取り扱い、動物のPET実験の実施方法、その環境への順化の方法及びデータの解析方法などの確立と習得を行った。今年度、本研究において使用予定の[C-11]DASBと[C-11]PE21の2種のリガンドを使ったPETスキャンを13回行った。その結果、特に、[C-11]DASBの結合活性値は、変動性13.2%と低く、高い再現性を示すとともに、Intraclass Correlation Coefficient(ICC)値0.56と高い信頼性示すことが明確になった。よって、高い再現性と信頼性を持った無麻酔下のPETイメージング法を確立および実施可能なものにすることができた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 小動物におけるモノアミントランスポーターPETイメージング2010

    • Author(s)
      山中創
    • Organizer
      分子イメージング研究シンポジウム2010
    • Place of Presentation
      東京
    • Year and Date
      2010-01-22

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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