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2010 Fiscal Year Annual Research Report

インターフェロン誘発性うつ病の病態メカニズム

Research Project

Project/Area Number 21790529
Research InstitutionThe Institute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

山中 創  独立行政法人理化学研究所, 分子プローブ機能評価研究チーム, リサーチアソシエイト (10415573)

KeywordsPETイメージング / うつ病 / インターフェロン / 活動量
Research Abstract

本研究において、無麻酔状態でのPETイメージングは必須である。動物のPET実験のデータ解析方法の確立を行った。特に、[C-11]DASB用いたPETスキャンを8回(4頭)行い、baselineとなる覚醒状態における[C-11]DASBの結合活性(BP)を調べた。撮像データを元に、Ichise's Multilinear Reference Tissue Model 2(MRTM2)を用いて、BP画像および5-HT性神経の起始核や投射領域のBP値を作製した。背側縫線核などの起始核は2~3の比較的高いBP値を示したが、前頭皮質などの投射領域は1以下の低い値を示した。行動テストを確立するために、まずサルのトレーニングを始めた。2頭のアカゲザルを対象にFood Reaching Test(FRT)の馴化を行った。専用チェアに14日間載せ、報酬を安定して手にとって食べるように訓練した。しかし、対象個体の1頭が12日目に報酬を一度に数個を摂取するようになってしまった。対象個体を変更するか、芋ではないより報酬価の高い報酬を探すかのどちらかの対処が必要である。中動物用活動量計測システムVigie Primates(モデル:VP-4)は、映像信号のフレーム毎のピクセル濃淡変化をリアルタイム計測する新しい活動量計測システムである。撮影環境によって変化することから、専用ケージに入れた状態とモンキーチェアに座らせた状態のビデオ撮影を1頭に対して2台のカメラを用いて安定した記録が可能となった。時間帯や馴化の度合いにより活動量が変動することが知られているので、まず2頭を対象に再現性や時間帯による変動を明確にしている。

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Published: 2012-07-19  

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