2009 Fiscal Year Annual Research Report
筋特異的遺伝子MURCの同定と心不全・不整脈発症における分子機構の解析
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21790740
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| Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
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Principal Investigator |
田川 雅梓 Kyoto Prefectural University of Medicine, 医学研究科, 助教 (60515295)
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| Keywords | 心筋細胞 / 心不全 / 不整脈 / MURC |
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| Research Abstract |
我々は、これまでに心臓特異的にMURCを発現するトランスジェニックマウス(Tg-MURC)を作出し、MURCが心不全や不整脈発症に関与していることを明らかにした。そして、現在その分子機構を解明するためにMURCノックアウト(KO)マウスの作出を行っている。
現在までに、マウス染色体DNAのMURC遺伝子のexonとintronにloxPを挿入したtargeting vectorを作製し、遺伝子改変(floxed MURC)マウスの作出に成功した。このfloxed MURCマウスとαMHCプロモーター制御下にtamoxifen投与によりCre recombinaseを心筋細胞特異的に発現するTgマウス(αMHC-MerCreMer Tgマウス)と交配し、生後にMURCが心筋細胞特異的にKOされる(MURC conditional KO, CM-MURC KO)マウスを作出中である。
CM-MURC KOマウスできてくれば、そのマウスを用い表現型を解析する予定である。
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