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2009 Fiscal Year Annual Research Report

三次元光干渉断層計による糖尿病網膜症早期診断法の開発

Research Project

Project/Area Number 21791680
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

坂本 篤  Kyoto University, 医学研究科, 助教 (50511854)

Keywords臨床 / 糖尿病
Research Abstract

A. 平成21年度にデータベース化され、解析可能となった黄斑部光干渉断層計三次元データ数は95例95眼となった。内訳は病眼57例57眼、正常対照群38例38眼。病眼は糖尿病網膜症の認められない症例が35例35眼、国際分類でmild non-proliferative diabetic retinopathyと分類される症例が32例32眼であった。平均年齢は正常対照群57.2±14.2、網膜症の無い群63.5±10.5、単純網膜症群64.3±8.9才であった。予想外に平均年齢に有意差が生じているため、次年度ではこれら各群の背景因子に差が出ないよう考慮しつつさらに症例を集積する予定である。
B. 網膜層別解析については当初graderによる手動解析を予定していたが、昨年度中に光干渉断層計の各製造メーカーより網膜各層の自動セグメンテーションが可能なソフトウェアが発表または発表予定となった。アップデートされたソフトウェアにより自動セグメンテーションが可能であれば、プログラムのカスタマイズ依頼や、graderによる解析の必要性がなくなり、研究期間短縮と研究費の大幅な削減が可能となる。そのため当初ハイデルベルグ社の光干渉断層計を用い、データは京都OCTリーディングセンターに手動解析を依頼する予定であったが、現在手動による網膜層セグメンテーションとソフトウェアによるセグメンテーションとの間で研究遂行に支障が生じる程の差異が存在するか検討中である。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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