2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of PET imaging of brain immunity as a biomarker for drug development to treat neurodegenerative diseases
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21H02876
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Research Institution | National Center for Geriatrics and Gerontology |
Principal Investigator |
木村 泰之 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 認知症先進医療開発センター, 副部長 (20423171)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池沼 宏 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 認知症先進医療開発センター, 研究技術員 (10751159)
小縣 綾 岐阜医療科学大学, 薬学部, 助教 (10805857)
今村 真一 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 認知症先進医療開発センター, 外来研究員 (40873203)
境 崇行 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 認知症先進医療開発センター, 研究員 (40881925)
古山 浩子 岐阜大学, 工学部, 准教授 (50402160)
加藤 隆司 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院 放射線診療部, 部長 (60242864)
安野 史彦 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 部長 (60373388)
季 斌 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 認知症先進医療開発センター, 客員研究員 (80392223)
外山 宏 藤田医科大学, 医学部, 教授 (90247643)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 陽電子断層撮像法 / アルツハイマー病 / CSF1R / RIPK1 / ミクログリア |
Outline of Annual Research Achievements |
ミクログリアの分化・生存に必須な分子であるcolony-stimulating factor 1 receptor (CSF1R)を標的とした新規PETリガンド[11C]NCGG401について、健常ボランティアを対象とした安全性・有効性試験を実施した。この臨床研究では、まず健常ボランティア約3名を対象とし、[11C]NCGG401注射液を投与し、全身のダイナミック撮像を行いその全身動態を明らかにした。さらに、その全身動態から、[11C]NCGG401注射液の単位放射能量投与時の被曝線量を推定した。次に、健常ボランティア約6名を対象とし、[11C]NCGG401注射液を投与し、頭部のダイナミック撮像と、動脈血中放射能濃度測定および代謝物分析のための動脈血採血を行った。結果、9名の対象者において、重篤な有害事象は認めなかった。また、[11C]NCGG401注射液の単位放射能量投与時の被曝線量は、他の11C標識PETリガンドと同程度であった。さらに、[11C]NCGG401の脳移行性は良好で、分布容積としての定量性は良好であることが明らかになった。また、高齢健常者、アルツハイマー病患者を対象とした新たな特定臨床研究を立案し、倫理委員会の承認を得て、研究を開始した。 さらに、疾患関連ミクログリアへの移行と神経死に関わる分子であるreceptor interacting protein 1 kinase(RIPK1)を標的とした新規PETリガンドの開発を試みた。高い活性が報告されているRIPK1阻害薬を元に、標識化合物を合成し、そのin vitro、in vivo特性を評価した。結果、ラットにおいて、良好な脳移行性が認められたものの、明らかな特異結合を認めなかった。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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