2022 Fiscal Year Research-status Report
A Cross-Disciplinary Study of Peculiar That-Complements: Approaching from Sociolinguistics and Theoretical Linguistics
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21K00571
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
谷川 晋一 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (20585426)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | that節 / 埋め込み疑問文 / 残余的動詞第二位 / 前置詞句 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、以下の(1)に示すような、特異なthat節の使用と許容に関して、社会言語学と理論言語学の両面から研究を行うものである。 (1) a. I wonder that when will we get it? b. I know nothing about that they can carry it. 2022年度は、2021年度に行った文献調査で得られたデータを基に容認性判断のための文例を作成し、2023年春に実地調査の第1弾を行う予定であった。しかし、コロナウィルス感染症を含めた複数の事情により、実地調査の実施を2023年度以降に先送りすることとした。 実地調査を行う代わりとして、English-Corpora.org (https://www.english-corpora.org/) に収録されているコーパスを用いて、(1a)の疑問文に関する調査を行った。COCAやBNCといった標準的なコーパスに加え、先行研究ではあまり用いられていないウェブやテレビ上のデータを収録するコーパスも用いた上で、(1a)に関する実例を収集し、その使用傾向の分析を行った。本研究の成果については、2023年度に学会発表及び論文として公表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
申請当初から海外渡航ができない場合には、コーパスやオンラインフォームを使った調査を行うこととしていたが、オンラインフォームを使った調査までは行えなかった。コーパス調査では、自身が作成した文例の容認性や社会性までは知ることができないため、当初計画していた実地調査を行えなかったことも含め、やや遅れているという状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、海外渡航できるようにしたいが、それが難しい場合には、オンラインフォームや通信機器を用いた調査を行い、自身が作成した文例の容認性や社会性まで確認できるようにしたい。
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Causes of Carryover |
当該年度の所要額は、主に海外渡航を目的としていたものであったが、それができなかったため、全額を2023年度以降に繰り越す形とした。
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