2022 Fiscal Year Research-status Report
Genealogy Restoration of Premodern Kumejima District Officials
Project/Area Number |
21K00883
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Research Institution | Okinawa National College of Technology |
Principal Investigator |
下郡 剛 沖縄工業高等専門学校, 総合科学科, 准教授 (50413886)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 譲 駒澤大学, 文学部, 教授 (00164971)
小川 順敬 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (00338302)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 久米島 / 家譜 / 美済氏 / 上江洲家文書 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の対象である久米島は沖縄本島周辺の離島であり、医療体制が脆弱な地域に該当する。政府による旅行支援などが行われるようにはなったものの、相変わらずコロナが流行している現状に鑑み、万一のことを考えて、今年度も久米島を直接訪問しての現地調査を行うことは見送った。 そこで昨年度に引き続き、手元にある画像データに基づいて、今年度は、美済氏本流の17世紀家譜についての最初の翻刻作業を終えた。 厨子甕の銘書については、画像データが手元になく、久米島博物館所蔵の厨子甕の中から、対象となる銘書を探し出す必要がある。今年度は全く作業を行っていないが、コロナが五類に分類されたことから、今年度はなるべく早い段階で久米島を訪問して、対象銘書の捜索を行うことにする。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度と同じであるが、コロナのために、現地調査を控えたことによる。今年度の研究も、昨年度と同様、手元の画像データのみに頼って行った。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナが五類に分類変更されたため、万一のリスクを考えても、久米島訪問を行いやすくなった。自分が仮に罹患していたことを知らずに離島訪問して広めた場合、その後の研究を行いにくくなる恐れを考慮していた。今年度はなるべく早い時期に久米島訪問をして、久米島博物館所蔵の厨子甕銘書調査を行う。17世紀家譜の翻刻作業は、基本的には、手元の画像データを利用して、引き続き進めてゆく。
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Causes of Carryover |
久米島が離島で医療体制が脆弱であるため、出張を控えた。次年度はコロナが5類になったため、久米島への出張を計画どおりおこなうことにする。
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