2022 Fiscal Year Research-status Report
南東マヤ地域における2次センター群の衰退プロセスに関する研究
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21K00975
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
寺崎 秀一郎 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90287946)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 古代マヤ文明 / 3次元測量 / SfM / LiDAR |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度後半は新型コロナウィルス感染症の感染拡大も終息しつつあるが、現地調査の実施予定時期(2022年8月~9月)は渡航することができなかった。そのため、研究計画そのものに着手できない状態が続いているが、3次元測量の実施に向けて、昨年度に引き続き、全周カメラの取得データからSfMを生成するため、静止画像データ、動画データそれぞれで実証実験を重ねている。その結果、同一データからの再現性について問題が生じるケースがあること、全周カメラの特性上、3Dデータの作成に不向きな対象も存在することが明らかになりつつある。 一方で、短い照射距離しかもたないが、タブレット、スマートフォンに搭載されるLiDARを利用した3次元測量が建設分野では活用されていることに着目した。初期費用を抑制し、かつ運用のために特殊なトレーニングを必要としないなど、現地で自立した技術として運用できる、すなわち技術移転の可能性も含め、有効な手段の一つと考えられる。そのため、関連アプリケーションの比較検討をおこない、現在、2社のアプリケーションにまで絞り込んだところである。当該アプリケーションの担当者と仕様その他について直接面談を2023年度前半に実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症の拡大と現地における医療体制の不備などにより、渡航が困難であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度には現在準備している3次元測量を現地で実施する予定である。LiDAR、SfMを利用することで、当初、想定していたよりも測量に要する期間が短縮できる可能性が見えてきているので、現在までの遅れを幾許か取り戻すことができるであろう。しかし、本研究の最終年度である2023年度中に成果をまとめ上げることは困難であり、期間の延長を申請せざるを得ないと思われる。渡航回数を増やし、現地滞在期間を確保することも検討している。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の拡大により、現地調査が実施できなかったため次年度使用額が生じている。
2023年度は現地調査を実施することによって、研究費を順次費消する予定である。
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Research Products
(1 results)