2023 Fiscal Year Research-status Report
胎児期及び出生後のビタミンD充足状況が幼児のO脚に及ぼす影響の解明
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21K09258
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
坂本 優子 順天堂大学, 医学部, 准教授 (90465047)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
時田 章史 順天堂大学, 医学部, 非常勤講師 (60260890)
鈴木 光幸 順天堂大学, 医学部, 准教授 (90449059)
荻島 大貴 順天堂大学, 医学部, 教授 (90327784)
松岡 正造 順天堂大学, 医学部, 非常勤講師 (70437466)
本田 由佳 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (40749553)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ビタミンD / 妊婦 / 胎児 / リテラシー / 健康情報 / 情報リソースの信頼性 / 紫外線 / 行動変容 |
Outline of Annual Research Achievements |
ビタミンDサプリメントによる介入が難しくなったため、生活指導や情報提供により、ビタミンD摂取に関するリテラシーを向上させることで、ビタミンD濃度を あげ、生まれてくる胎児の健康の向上させるという 手法に変更し、2022年9月に研究をスタートさせた。 当院通院中の妊婦に、妊産婦の健康問題に対して、妊娠中期頃から産後1ヶ月にかけて妊産婦健診以外に、Internet of Health Things (IoHT)を活用し健康増 進ための生活習慣アドバイスをすることで、健康行動の変容を引き起こす研究である。アドバイスに医療者からの情報であることを示して送信する場合と、情報元を示さずに送信する場合とで、リテラシーの向上度合いが違うかを前向き比較試験で検討する。 現在、参加した69人中65人の研究全行程が完了し、データを整理して固定を行う段階である。 アドバイスは、申請者を含む研究チームが監修し、KDDIの研究チームが作成したTEKUTECHというアプリケーションを通じて配信した。アプリの概要とアプリに組み込まれたリテラシーを上げるための工夫に関して、KDDI研究チームがまとめ、Behavior Change Support Systems 2024(Society for Persuation and Technology 国際学会)で発表し、論文にまとめた(Lian Cao et al. Health behavior change using IoHT for pregnant and postpartum women: From the Be-TWINKULE study.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画の変更を余儀なくされたため、新たな手法の構築に時間がかかった。しかし、再構築した研究を無事スタートでき、データの収集が終了した。
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Strategy for Future Research Activity |
固定されたデータで、分担者が各々の視点から、解析を行う。 本田:権威ある情報を受け取った群と権威を付加していない情報を受け取った群で、行動変容の度合いに差があったか。歩行時間、体重増減などどんな行動に変容が現れたかを解析する 坂本:上記2つの群で、血中ビタミンD濃度の増加に差があるか、血中ビタミンDの変化と相関する因子は何か検討する 荻島:上記2つの群で妊娠合併症やメンタルヘルスに差があったか検討する
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Causes of Carryover |
研究に使用した物品費の主なものである血液検査費用とアンケート費用が、終了時期の遅れによって次年度請求になったこと、コロナ禍で学会参加費用が使用できないまま、繰り越されていること、人件費・謝金は研究が終了した段階で支払う契約となっているため、次年度に繰り越されていることが主な原因である。
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Research Products
(2 results)